EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【09/08/17の週】

先週は休暇だったのでFOMC以外のイベントは詳しく見てはいませんが,FOMCには無反応で週全般としてドル安(円高)傾向になったようですね。着々とFEDが出口戦略を詰めている状況で,日本は民主党政権が誕生するかどうかという選挙前のタイミングなので中央銀行としては政治的予断を生みかねないコメントは残せません。また,民主党の一部には「円高は国益」と画一的にみなす勢力もいるようですので,介入で円高になることはないとしても不介入で円高を放置するという将来の期待もこの円高に関係しているのかもしれません。いずれにしても対欧州通貨でのドルのレンジ相場は変わっていません。



ドル円は,予想が97.80円-94.50円で,実際は97.490円-94.416円(終値94.790円)でした。下限はぴったりで上限も想定内といってよいでしょう。しかし,レンジ相場でレンジがわかっているときは往々にしてこのようなものですので,浮かれてはいけません。月曜日の週足の高値をつけFOMC前の調整のドル売りがそのまま週全体の流れを決めました。8月4日の長い下ヒゲから推測できるように94円台では買い上がる勢力がいます。95円台の軽いショートポジションは先々週の金曜日8月7日の上昇でいったんリセットされましたが,今週97円台からのショートポジションが重畳してきました。こういう時は月曜日の週明けが特に大事です。月曜日が小動きで陽線で終わるなら96円台までの反発はレンジ相場として普通のことですので,上限の予測はそれほど難しくはありません。しかし,週明けのギャップ等であっさり94円を割ってしまうようなことがあると次は92円台後半でサポートされるまでは下落の可能性はあります。2つに1つなので難しいのですが悪いほうを想定しておきましょう。よって,今週の上値は96.50円程度と予測し,下値は92.80円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4290ドル-1.4090ドルで,実際は1.43265ドル-1.40856ドル(終値1.41880ドル)でした。こちらも下限はぴったりで上限も想定内といってよいでしょう。チャートの流れからすると8月12日の日足&週足安値と8月13日の日足&週足高値がそのまま今週のレンジの軽いサポートとレジスタンスを構成します。しかし,65日移動平均線は上昇傾向にありますから,どちらかと言えば上方向にブレイクする可能性があり,その場合は上値は1.43ドル台後半で失速すると考えています。一方,ここでの下値の軽いサポートはあくまでも「軽い」ものです。値幅的には1.40ドル台前半のサイコロジカルなサポートレベルまで下落の可能性が十分です。そして1.40ドル台前半で止まったら(もちろん-100PIPSにストップを置くとして)ほとんど鉄板といっていい買い上がりポイントです。よって,今週の上値は1.4380ドル程度と予測し,下値は1.4050ドル程度と予測します。

【あえて今後のために】つまらないレンジ相場ではありますが,こういうときほど目利きが養われると考えて自らサポート・レジスタンスを考えていく姿勢が大事でしょう。継続は力ですので最初のうちはうまく予想できなくても良いのです。そうしないといつまでも他の人の予想がないと何もできなくなってしまいます。同じことが証券会社などのセルサイドのブログの売買推奨を見て一喜一憂する個人投資家にも言えます。いつかは卓越したバイサイドに変身するために,自分で判断できる「個の力」が求められるのです。



ドルスイスは,予想が1.0890フラン-1.0710フランで,実際は1.08818フラン-1.06696フラン(終値1.07290フラン)でした。こちらは上限がぴったりで下限が想定内といってよいでしょう。先週休んだ人も多いでしょうが,これだけ値幅が無いときは相場的には今週も休むべきです。ユーロドルに引きずられて売買される以外はスイスの経済指標やイベントは皆無に近いので,ドル円よりさらに動きが緩慢になると考えられます。相場が動かないと思うので,先週の上限と下限の範囲内にしましょう。あえてそれ以上もっともらしい理由付けををするのは指標が出てから後付けで説明するのにも似ていて良くありません。よって,今週の上値は1.0850フラン程度と予測し,下値は1.0700フラン程度と予測します。

さて今週のイベントですが,8月17日の6月対米証券投資は,対米投資が大幅に増えればドルにとって有利で,思ったほど伸びなければドルの失望売りにつながる可能性があります。2か月遅れでリアルタイムな指標ではありませんが予想値との乖離があればいつものように市場の反応を引き起こします。一方,FEDの「出口戦略」が取り沙汰される時期には,(グローバルソブリンや政府財政も含む)米国外の投資家がFEDに代わって米国債を買う気があるのかどうかの長期的な傾向を知るのにも役だちます。

8月20日の8月フィラデルフィア連銀景況指数は,ISM製造業景況指数より先行性が高いものとして私は重視しています。後ろに行くにしたがってサプライズが減りますので…。後は小売売上高や住宅着工数などの遅行指数もありますが,「景気下げ止まり後の確認オンリー指標」は華麗に手抜きでスルーいたします。

 | HOME | 

PAGE TOP ▲

Appendix

EURO SELLER

EURO SELLER

管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

DTIブログポータルへ
このブログを通報
Report Abuse

Search

Calender

« | 2009-08 | »
S M T W T F S
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

Forex Rates

This site's QR Code