EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

1999年金融政策決定会合議事録公表

1999年金融政策決定会合議事録がPDFファイルの形で,7月31日に公表されたようです。

ネタ満載のファイルは,日銀HPの金融政策決定会合議事録等からダウンロードできます。

週末にでもじっくり読むことにします。来週月曜あたりにドラめもんさんが「本日のドラめもん」で「アリスのワンダーランド」を話題にしてくるのは目に見えていますわね。いや,土曜日に号外が出るかな。(リクエスト?)

通貨間の強弱がほぐれてきたかも

今週のポンドスイス,ポンド円などを見ていると,少しずつ通貨の強弱が見えてきている気がします。

最初に住宅価格の底打ちが見えたのが英国で,先週から今週にかけて米国市場も中古・新築住宅着工数ともに下げ止まったかなという感じです。日本は住宅着工数の予測が低めだとの予測が先週ありました。ユーロに関しては,もともと住宅に関して国境を越えた指標がないに等しいです。と言うわけで,スイスフランの下げは謎ですが,ごく短期的に見ればうっすらと

GBP>USD>EUR>JPY>CHF のような強弱関係が見えて取れますね。

テクニカルにポンドスイスとポンド円にシグナルが発生したのは当然だったようです。しかし,後付けの講釈もここまでとして,動意の発生したポンドスイスとポンド円についての目標値を考えて見ましょう。

■ポンドスイス
6月28日の週の高値1.80684フラン,6月21日の週の高値1.81100フランを越えていけるかどうかが焦点です。いったん1.80フラン台に達しましたが,このエントリを書いている現在では1.79フラン台後半で推移しています。トレードシステムの目標値は,6月28日の週の高値の直下の1.80535フランです。

■ポンド円
6月14日の週の高値161.660円,6月7日の週の高値162.570円にはまだ遥か及ばない状態です。当面は6月28日の週の高値160.247円へどこまで近づけるかが焦点です。このエントリを書いている現在では158円台前半の高値圏で推移しています。トレードシステムの目標値は,6月28日の週の高値より低い大台直下の159.99円です。

また,その他の通貨のレンジ範囲についても記録しておきます。

■ドル円
96円付近では急速に戻り売りが強まり,95.871円が今週の精一杯の高値です。一方,週の安値は94.005円と94円台で踏みとどまりました。上がるにしても下がるにしても大台直前のサポート・レジスタンスは翌週以降のレンジを考察するのに役立ちますから覚えておきましょう。

■ユーロドル
高値圏で推移して週の高値1.43035ドルをつけたのは7月28日の火曜日で,そこから2日続落して,週の安値は7月29日の水曜日の1.40065ドルでした。週の初めには高値と安値をつけた週は読みやすく,以降はそのレンジで推移すると考えられます。こちらもほぼ大台付近のサポート・レジスタンスですから翌週以降のレンジを考察するのに参考になります。

■ドルスイス
こちらも週の安値1.06517フランをつけたのが7月27日の月曜日で,週の高値1.09327フランをつけたのが7月30日の木曜日ですので,このレンジを越える動きが一日で起きるとは考えにくいです。これらの高値や安値は今週の参考にはなりませんが,週の終値と比較して来週の伸び白を考えるのに役立つでしょう。

レンジを考えたりレンジを予測することを続けていくと,数多くある判断材料に対して,ピンと来るものが出てくるはずです。こういうものを数値化するのはなかなか難しいですね。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【09/07/27の週】

米国経済に関して言えば,決算も出揃って減益でも回復しているところが多いですし,中古住宅建設数もついに下げ止まりました。新規&継続失業者数も横ばいから低下に転じはじめているので,先読みする株式市場には楽観的なムードがありますね。しかし,為替はあまり動いているイメージは無く,6-7月では大きなトレンドは発生せずに単振動が中心線に向かって振れ幅を小さくしているようなチャートの感じです。本来は,トレードも休みでいいのですが,さっそく今週の展望を粛々と進めます。



ドル円は,予想が95.30円-92.60円で,実際は95.282円-93.083円(終値94.750円)でした。上値も下値も今週は予定通りです。95円のバリアは越えるには一服感がありすぎでその後の上昇を押さえ込み,逆に93円ジャストのサポートもとても明確でした。自分で上値や下値を想定する場合でも,あっさり超えたり割った場合と市場もそのレベルを意識していることがわかる場合では対応が変わります。先週の予測では先々週があっさり94円台に行ったのを見てレンジ予想を上方に修正しましたが,今週の予測では同じレンジ予想を継続しています。ドル円の93-95円のレンジは上放たれ・下放たれのきっかけがないので仕方がありません。週の初めが高値圏で始まったことを差し引いても,上限は95円半ばまで,下限は93円ジャストまでは下落せずに帰ってくると思います。よって,今週の上値は95.50円程度と予測し,下値は93.30円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4330ドル-1.3860ドルで,実際は1.42906ドル-1.41185ドル(終値1.42140ドル)でした。上限は許容範囲としても,下限は大きく見積もりを誤りました。一度も1.40ドル台に下落しなかったのは大変意外でしたが,もともとユーロ関連の指標は悪い材料でなければ大きく反応しないので,便りのないのは良い知らせなのでしょう。一目均衡の週足の雲の上限は1.4182ドル付近にあり,当面の相場の中心の根拠になっています。また日足では今週雲の上限は1.4027ドル付近にまで上昇していますので,先週の安値がやや高めに推移したものの,下限については今週も1.40ドルの終値維持はたやすいと考えられます。一方,上値が1.43ドル台の突破を目指したにも関わらず1.43ドル前半を越えられないのはこれで3度目になり,上限についてはますます1.43ドル前半がチャートのフタのようになってきました。既にフラッグ状態ではありませんがこのレンジ相場は引き続き継続で良いと考えます。よって,今週の上値は1.4350ドル程度と予測し,下値は1.4050ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0880フラン-1.0650フランで,実際は1.07700フラン-1.06213フラン(終値1.07080フラン)でした。上限はドルを強く見積もりすぎ,下限はまずまずでした。ユーロドルが高値圏で推移したこととドルスイスが1.08フランに達せず安値圏で推移したことは逆相関の通貨ペアとしては関連しています。先週しっかりと下値サポートを確認したので,今週は同じレンジ相場でも底堅い動きが期待されます。下限については,サポートされた1.06フラン前半を大体の目安とします。一方,上限については1.07フラン台からの戻り売りが1.08フランを越えてからもさらに強く継続されるので,再び1.09フランを見るのは当面先送りとなるでしょう。よって,今週の上値は1.0850フラン程度と予測し,下値は1.0620フラン程度と予測します。

今週は7月29日の耐久財受注を通して米国経済の回復を再確認できれば株式相場的にはポジティブで,ドルにとっても朗報でしょう。また,7月31日の09年第2四半期米GDP速報値も予測しにくいと言うことはなくて-1.5%から-2.0%の間と見ておけばよく,飛びぬけてネガティブ・サプライズになる要因はないと思われます。それでは,ユーロドルが上に抜けるのにまた逆風になり,レンジ相場が継続してしまうのですが…まあ,夏休みだからしょうがないですかね。

テイラー教授,過度な緩和論を一喝

Taylor Says Bernanke Gets Rate Rule Right While Goldman Doesn't

ここで言うテイラー教授は,「政策目標としてのFFレートを,長期的には均衡実質金利とインフレ率との和に収斂させることを目標とし,短期的にはインフレ率が目標インフレ率を下回っている,あるいは経済成長率が潜在成長率を下回っている場合には,金利水準を長期的な均衡水準よりも引き下げる」という政策運営のルールいわゆるテイラールール(*1)を導き出した教授ですが,最近のGSなどのエコノミストの低金利政策長期継続論を私のルールの誤用だと批判しています。

そして,1970年代にFFレートを低金利に放置して高インフレを招いた失敗を再び犯してはならないと言っています。この意味では,「エコノミスト同士も出口戦略に両論」のモルスタ派の意見に近いでしょう。ただ,一方でバーナンキ議長はテイラールールに従っていてさらに過剰な緩和継続を行わないし,FRBは現在までのところ正しい政策を行っていると述べて,モルスタ派のようにすぐにインフレの心配をしているわけではないようです。

(*1)
式で表すと,
(FFレート)=(均衡実質金利)+(インフレ率)+0.5*(インフレ率−目標インフレ率)+0.5*(GDPギャップ)です。なお,テイラールールの詳しい説明は,日銀レビューシリーズのなかでは「金融政策ルールと中央銀行の政策運営」などを参照してください。

2009年6月YTDヘッジファンド成績

6月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。



図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。収益が5月に比べてほぼ横ばいだった企業合併裁定とオプション戦略を除くと,全てのファンドで6月には成績が低下しています。原油が大きく値上がりしてから戻したことによる損切りなのか,トレンド不足によるポジション機会の減少なのかはわかりませんが,特にエマージング市場,ロングオンリー戦略,エネルギーセクターの落ち込みは激しいです。一方,モーゲージ組成とヘルスケアセクターのみがほぼ4%程度の収益を維持しています。



次が,全セクターの6月までのYTDパフォーマンスの図2です。ベスト10およびワースト10の順にもリストしてみましょう。

25.41%: モーゲージ組成ファンド
23.07%: 転換社債裁定ファンド
21.16%: 長期・短期投資裁定ファンド
21.15%: スペシャル・シチュエーションファンド
20.03%: エマージング市場ファンド
19.87%: エネルギーセクターファンド
18.55%: ロングオンリー戦略ファンド
18.13%: カントリー特定投資ファンド
17.74%: バリュー投資ファンド
17.53%: スモール・マイクロ企業限定ファンド

-7.39%: ショートバイアスファンド
-3.35%: その他の裁定ファンド
0.31%: CTA商品先物ファンド
2.42%: 短期トレードファンド
2.76%: 資産賃貸ファンド
2.99%: マーケットニュートラルファンド
4.58%: 企業合併裁定ファンド
5.41%: マクロファンド
6.54%: ファイナンスセクターファンド
7.17%: マルチ戦略ファンド

エネルギーセクター・モーゲージ組成・転換社債裁定ファンドの御三家のうち,エネルギーセクターは6月の落ち込みのせいで首位から陥落です。また,長期・短期投資裁定ファンドのように短期と長期の投資先の組み合わせでうまくトレードして好調なものもあります。また,ショートバイアス,その他の裁定,CTA商品先物の3つは損失を拡大するか収益を減らしています。(興味深いことに,CTAに近い為替のシステムトレードでもトレンド不足が観測されてエントリが激減しています。)

まあ,それでも全ファンドのうちYTDがマイナスなのは2ファンドだけというのは2008年の損失を回復するには好都合です。機会損失がなければ資産をプラスに持っていくことは比較的楽な年なのでしょう。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【09/07/20の週:夏休みモード】

相場が動かないことをいいことに,意味不明な展望を書いているものが今週はさらに遅れております。週末と20日は引越しの手伝い&某所に山篭りに行っておりまして,なんと今週のエントリが火曜日未明にずれ込みました。普通のニュースなら未明に出しておけば次の朝に間に合うのですが,為替は休日でも24時間動いている上に祝日の休みがほとんどありませんので大失態ではあります。まあ,日本の株式市場にあわせて休みを取らせていただいたことにしてください。ただし,(シドニー市場の月曜日からの一日の動きは無視して)可能な限り先週の情報から今週の予想をしたいと思います。



ドル円は,予想が93.90円-90.70円で,実際は94.450円-91.721円(終値94.340円)でした。上値はあっさり94円台に行ったのは意外でした。一方,下値のほうは先々週の安値を少し更新しただけで下げ止まりました。米企業の決算も(前四半期が悪すぎて予想も悪かったので)あまりネガティブサプライズは無く,ドル円相場の再上昇に貢献しました。先週の動きからすると,7月15日と16日に下げ止まった93円台前半は重要でここからおそらく94円台後半までは上へに行くにも下へ行くにも戻り売りや押し目買いが連続するのでしょう。ですから今週は,ほぼ93円から95円の間を推移する狭いレンジ相場を想定します。よって,上限は今週は95円バリアーをはやっと超える程度,下限は勢いで93円を割ってもリカバリできる範囲と思います。よって,今週の上値は95.30円程度と予測し,下値は92.60円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4220ドル-1.3850ドルで,実際は1.41625ドル-1.38965ドル(終値1.40990ドル)でした。上限・下限ともやや広く見積もりましたが,誤差は同程度で振動の中心は外さずに済みました。つまり,7週移動平均および21日移動平均とも1.4030ドル程度に近づいてきました。いったんフラッグになった状態は6月3日の高値1.43370ドルおよび6月16日の安値1.37470ドルをはみ出さない限り,レンジ相場は続くことになります。下限は,65日移動平均がほぼ1.39ドルまで急速に上げてきましたので雲のサポートもあわせてそこを大きく割りこまないと考えます。一方の上限は,6月2日から3日にかけて2回も1.43ドル台の突破を目指したにも関わらず1.43ドル前半を完全に抜けられませんでした。(月曜日の流れをチラ見すると1.42ドル台をつけていますからフラッグは解消したかもしれないものの)このレンジの上限は今週もキープされると見ています。よって,今週の上値は1.4330ドル程度と予測し,下値は1.3860ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0920フラン-1.0700フランで,実際は1.09375フラン-1.07005フラン(終値1.07660フラン)でした。下限も上限も2週続けてほぼ予想通りでした。ただし,ユーロドルが高値圏でドルスイスが安値圏で週足終値を迎えましたので,今週はドル安傾向にあるのだと思われます。6月24日の1.06305フラン,6月2日の1.05890フランを割り込むかどうかが焦点ですが,ユーロドルが6月2日の値を目指すとしてもドルスイスは1.06フラン台で底堅く推移すると考えています。前回の1.06フラン割れはかろうじて達成されたものであり,1.06フラン台では押し目買いもそれなりにあるだろうと考えているからです。一方の上限は,7月14日に1.09フランを突破したものの翌日には再び1.09フランに乗せる勢いはありませんでした。よって,今週の上値は1.0880フラン程度と予測し,下値は1.0650フラン程度と予測します。

市場も夏休みモードならプライベートも夏休みモードに入ってしまった今週ですが,イベントリスクとしては,米系金融機関の決算が判で押したように良かったのに対して,7月23日のクレディスイスを皮切りに8月上旬まで続く欧州系金融機関の決算のサプライズがあるかどうかに注目しています。もちろん,こちらも示し合わせたように(合法的ではあるが会計基準の緩まった)決算操作で黒字決算が続くのでしょうからあまり心配はしていません。経済指標は目立ったものはないと思いますが,7月23日の英国の6月小売売上高および7月24日の第2四半期のGDP速報値に注目しています。

人が多くて発展途上の国は…

やっぱり,政府の景気対策で素直に内需が拡大するとはうらやましいですね。

China’s Economic Growth Accelerates to 7.9% on Loans (Update1)

さらには,記事の中に何気なく,昨日中国大陸株式市場の時価総額が日本を抜いて世界2位になったと書いてありますね。中国大陸株式市場が香港株式市場を抜いたのは確か2007年4月だったと思いますので,2年で日本に追いついたのですか。

さらに成長率が高くても消費者物価が下がっていると書いてあります。一種のゴルディロックス状態(インフレを引き起こすほど景気に強さは無いが,失業が増えるほど弱くも無い状態)なのでしょうか?

7月フィラデルフィア連銀景況指数は反落

U.S. Economy: Philadelphia Factory Gauge Falls, Claims Drop

7月フィラデルフィア連銀景況指数: -7.5 (予想:-4.5,前月:-2.2)

まあ,6月の大幅改善の反動ですね。ちなみに6か月先行指数も最高値から落ちましたが先行きの予想は不況時の定番で現況指数との差が大きいです。先行指数に引っ張ってもらって現況指数がプラスにならないと本格的な回復ではありませんが,2001年のような二番底でないことを願っています。(トレード結果に願望は望ましくないのですが,経済の行く末には回復してほしいので願望もアリです。)


CIT破綻の影響は少ないとの観測

Treasury Bets U.S. Financial System Can Weather CIT Collapse

CIT(CITIじゃないから念のため)は破綻報道のため,今日の時価総額は1億6334万ドルまで落ちました。

早い話が時価総額10億ドルにも満たない中規模金融セクターの破綻は財務省も容認するということです。マスコミのヘッドラインリスクでいくら「破綻」と書かれても,市場も耐性ができていますから必要以上に不安がる必要はないでしょう。

Too Big To Failと言われた昨年9月時点のAIGの時価総額は1750億ドルから急落しても470億ドルもありました。そして,ダメダメの現在でも17億5000万ドルもあります。元々から1/100になること自体もすさまじいことですが,470万円と1万6000円の話を同じ感覚で扱わないようにしないといけませんよ。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【09/07/13の週】

先週はドル円が持ち合いから下抜けして91円台まで下落しました。クロス円は全般的に円高になりましたが,ユーロドルやポンドドルなどは静かでまだまだ本格的な大相場ではないようです。それにしてもG8での麻生首相は最後の花道にしては悲しい各国首脳の対応をされました。一方,都議選で自民党が惨敗しても日本の未来はまだ不透明で,外国人投資家も総選挙での結果を見るまでは反応しないでしょう。米国地方議会の選挙でドルに対して過剰に反応する外国人がいないのと同じです。本格的な相場の変化があるとすれば,決算ラッシュとなる7月15日以降かもしれません。



ドル円は,予想が97.50円-94.50円で,実際は95.860円-91.820円(終値92.400円)でした。下抜けしましたので予想はまったく当たりませんでした。結構強かったサポートの94円台を転げ落ちましたので,今度はそこを越えるのに苦労するでしょう。よって,上限は今週は94円バリアーは越えられないでしょう。一方,週足の一目均衡の雲に頑強に跳ね返されたあとは市場は下値確認に余念がないので,91円台を一度でも見ると90円台到達・90円割れを視野に入れる必要があります。ただし,下限は今週は90円台の後半まで売られるのが精一杯と思います。よって,今週の上値は93.90円程度と予測し,下値は90.70円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4180ドル-1.3880ドルで,実際は1.40700ドル-1.38318ドル(終値1.39480ドル)でした。こちらは上限が思ったより伸びず,下限は予想よりすこし下の1.38ドル台でした。5,6週にわたってフラッグ状態が続いていますのでそろそろブレイクアウトのリスクを考慮すべきです。この時期の企業決算が良くてドルが上がるのと決算が悪くてドルが下がるのとどちらが劇的かといえば後者でしょう。値幅が大きいときは確率が少なくてもそちらに(ユーロドルの上抜けに)ブレイクアウトポジションを置くのがタレブ流ですね。上限は,1.41ドル台の売りを順調にさばいて1.4220ドルをブレイクすれば,更なる上昇を期待できるでしょう。一方,下限はきっちり1.38ドル台で固まっていますのであまり変えないで置きましょう。よって,今週の上値は1.4220ドル程度と予測し,下値は1.3850ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.0940フラン-1.0720フランで,実際は1.09543フラン-1.07490フラン(終値1.08470フラン)でした。下限も上限もほぼ予想通りでしたが,予想が当たるということはすなわち大きな動意がないということでもあり,ここしばらく1.08フラン台が相場にとって居心地がいい状態は継続しています。ちなみに高値と安値を結んだフラッグは今週1.0900フラン-1.0800フランまで狭まってきています。日足の一目均衡の雲の下限も下降が続いており,今週は先週のレンジに対して少し下抜けのリスクを考慮して少し下方修正しましょう。よって,今週の上値は1.0920フラン程度と予測し,下値は1.0700フラン程度と予測します。とはいえ,値幅のないこのようなレンジ相場の予測では逆張りは推奨できません。

今週の米経済指標としては,7月15日のCPIが予想より大幅に上がらないこと,7月16日のフィラデルフィア連銀景況指数がそこそこであることがドルが下落しない条件だと思います。また今週は日銀政策決定会合もありますが,政局に踊らされている印象を与えないために白川総裁は努めて平静をたもった会見に終始するでしょう。政策金利も含めて今週は思い切ったことをぶち上げるにはタイミングが悪いです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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