EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

久々の福井前総裁の講演

やや旧聞に属しますが,福井前日銀総裁(現キヤノングローバル戦略研究所理事長)が,6月11日の早稲田大学主催の「金融危機シンポジウム」のゲスト講演で米国金融機関の不良債権処理について「日本の経験よりは速いスピードで物事が進んでいるのは確かだ」と指摘したそうです。

株は先取り的に明るい空気あるが、先行き確信持てず=福井前日銀総裁




果たして「迷ったら跳べが信条であった」(複数の日銀幹部)を髣髴させる発言だったのでしょうか。
タイトルは 「日本経済:未来を切り開く心意気」だったそうなので,なかなか跳んでいるのではないでしょうか。

出席して直に講演内容をお聞きになった方がおられましたら是非ご連絡を…

それはそれとして,16日は日銀政策金利決定会合の発表日で,金利は据え置きのようですが景気に関しては上方修正がなされるのでしょう。会合前の一週間以内に前職が講演するのはブラックアウト期間には抵触しないんですね。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【09/06/15の週】

週末にひっそりと話題にもならずに開かれたG8財務相会合では,「世界経済の安定化の兆候が広がっている」と経済情勢への認識が上方修正されました。「レッチェ・フレームワーク」などと言われても,レッチェがセリエAのエレベータクラブの本拠地と気づく経済関係者はほとんどいないでしょう。ほんとうに珍しい場所で会合が開かれたのですね。「コーポレート・ガバナンス,市場の健全性,金融規制・監督,税に関する協力,およびマクロ政策・データの透明性」のどの5分野でも,「いまだにそれらのイニシアティブは参加国やコミットメントが不十分」と言われちゃあ…ぶっちゃけ決めても守らない人がいると言うことでG8だろうがG20だろうがフレームワークの実効度については疑問符だらけです。

株式市場は,日経平均がようやく10000円越え,NY市場もVIXが安定して30を割っていたのは良かったですね。為替市場は,ユーロドルがこれほど動かなかった週も珍しいですね。一方,この8か月程の円高の流れも,市場のリスク嗜好が顕著になるにしたがって休止状態になったと言えるでしょう。



ドル円は,予想が100.50円-94.80円で,実際は98.850円-97.082円(終値98.360円)でした。相場は少しも動く気配がなく上限も下限もまったく当てが外れました。当面の高値98.875円を越えられず,下値も96円台にも行かなかったというのは市場参加者が既に夏休みを取り始めたのでしょうか。こういう時の翌週は明確に上限・下限を決定する手がかりがありません。週明けの日経平均はまたちょっと上げるでしょうけど,ドル円の上限としては99円のバリアとそれに続く戻り売りが予想され100円には達しないでしょう。一方,下限としては96.50円あたりまでは引き上げる必要があるでしょう。今週の方針は仮に上限・下限を決定したとしてもブレイクしたほうに付いていくべきで,逆張りはせずに大きな動きがなかったらポジションは取らないという薄い相場の原則を守るべきです。よって,今週の上値は99.30円程度と予測し,下値は96.50円程度と予測します。



ユーロドルは,予想が1.4220ドル-1.3740ドルで,実際は1.41760ドル-1.38044ドル(終値1.39980ドル)でしたので,上限・下限とも見積もりの範囲内で変動は少なめでした。下値も上値も明確に試しに行っていますので,1.38ドル-1.42ドル(または1.43ドル)のレンジを予想するのは難しくありません。市場がこう着状態になるとユーロドルにはオプションバリアを決めてくる連中が必ずいます。それもダブルノータッチをです。私はたいてい上限・下限を決めるときに安全を見て上下に50PIPSぐらいの余裕を持つことが多いのですが,今週はレンジ越え阻止の動きを期待してレンジの内側を上限・下限としたいと思います。ただし,先週1.42ドルまで行かなかったのは単なる勢いのなさです。バリアは1.43ドルのほうにあり,上限は先週よりは引き上げる必要があります。下限については1.38ドルのノータッチが守られると意識します。よって,今週の上値は1.4260ドル程度と予測し,下値は1.3805ドル程度と予測します。



ドルスイスは,予想が1.1050フラン-1.0600フランで,実際は1.09855フラン-1.06480フラン(終値1.08050フラン)でしたので,上限・下限とも50PIPS程度の余裕を持たせながらまずまずの予想でした。ユーロドルのレンジが予想できるときは,ドルスイスもたいてい同じです。上限は,1.10フランへのアプローチでの防戦売りがはっきりしていましたので,レンジの内側に変えたいと思います。一方,下値については先々週より切り上げていますので,予測も少し引き上げたいと思います。よって,今週の上値は1.0995フラン程度と予測し,下値は1.0670フラン程度と予測します。

今週は,フィラデルフィア連銀景況指数は改善すると見ていますが,米住宅着工数はまだまだ底ばいの気がします。消費者物価指数(CPI)が上昇すれば,FEDの出口戦略についての議論が深まるでしょう。相場はレンジの傾向にありますので,細かい動きにはノーポジションを決めブレイクした時に出動しましょう。

なお,本業多忙のため引き続き更新が遅れますが,いつも閲覧いただきありがとうございます。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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