EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

イェーレン総裁,FEDがインタゲ政策を取ることを支持

サンフランシスコ地区連銀のイェーレン総裁が,FEDがインフレ・ターゲットとして2%程度の目標を立てることを支持したようです。理由はインフレ率と政策金利がゼロ近くまで低下すると金融政策がうまくいかないというどこかの中銀でも聞きそうな理由です。

Fed’s Yellen Now Favors 2% Inflation

イェーレン総裁はこれまでハト派として知られてきたので,まあ低めの金利で目標を決めるということでしょうね。では,これまで市場でハト派あるいはタカ派として知られてきた連銀総裁を上げておきましょう。

【ハト派】
アタランタ地区連銀のロックハート総裁

【ハト派系インタゲ論者】
サンフランシス地区連銀のイェーレン総裁

【タカ派系インタゲ論者】
リッチモンド地区連銀のラッカー総裁

【タカ派】
ダラス地区連銀のフィッシャー総裁
フィラデルフィア地区連銀のプロッサー総裁
セントルイス地区連銀のプール前総裁(今はブラード総裁)

アタランタ連銀ブログは,「バランスシートは問題ない」とか「今はインフレ懸念はない」とかハト派寄りの論調が多いですよね。一方,今は金融緩和時期ですから,どちらかと言えばタカ派の総裁が国債以外は買いすぎるなとか,当面は先送りできるFEDのバランスシートのことを問題にしたりや早々と出口戦略のことを言い始めるはずです。逆に言えば,これらの総裁やブログが通常の主張と反対の意見を言うときは特別なときですから要注意ですよ。

一般的な傾向として,都市部の連銀総裁は失業率に敏感でハト派が多い,農業従事者が多い地区の連銀総裁は金利引き上げによる雇用の減少を軽く見てタカ派が多いと言われますが,フィッシャー総裁のように個人の信念みたいな人もいますから,最後は個人の継続的な発言で判断するしかありません。

※確認できる範囲で記載していますが,もし間違っていたらご指摘ください。

雇用者数減少幅の改善はややサプライズ

U.S. Job Losses Slow, Signaling Recession Is Abating (Update3)

5月非農業部門雇用者数: -345K (予想:-520K,前回修正値:-504K)
5月失業率: 9.4% (予想:9.2%,前回:8.9%)

失業率自体は予想より高めの9%台となりましたが,雇用者数の減少にはブレーキがかかったようです。2月,3月は600K台の減少でしたから減少幅が半減しています。今後GM等の更なるリストラがあるでしょうが,それでも労働市場の最悪期も脱したと言えるかもしれません。

減少の内訳としては,
製造業: 15万6000人 (予想:15万0000人,前回:15万4000人)【ほぼ横ばい】
<内建設業: 5万9000人 (前回:10万8000人)>【ほぼ半減】
サービス部門: 12万0000人 (前回:23万0000人)【ほぼ半減】
<内リテール部門: 1万7500人 (前回:3万6500人)>【ほぼ半減】
<内金融業: 3万0000人 (前回:7万5000人)>【半減以上】

となっており,特にサービス部門の改善が著しいです。

これにより,為替市場はドルが堅調となり,対ユーロで一時1.39ドル台まで戻ってきました。一時,1.43ドルまで達した今週の値幅でしたが更なるユーロの上昇相場は引き戻されたと言えるでしょう。

ドルは対円,対フラン,対ポンドに対しても堅調で,これらの通貨のレートも結局は米国の経済指標の結果に大きく反応しました。まだ,金曜のNY市場の終値を迎えてはいませんが,週初に見せたユーロおよびポンドの対ドルに対する上昇は完全に上ヒゲ陰線に終わりそうです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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