EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

2008年11月YTDヘッジファンド成績

11月までのヘッジファンドの成績の推移を確認する時期になりました。



図1が毎月レポートしている月ごとの収益の推移です。ほとんどのファンドが-5%台まで損失を回復しているのですが,これは10月にほとんど損切りしているからに過ぎず,11月の成績が特に良いわけではないようです。さらにセクター間で優劣が無いのは,既にファンドがポジションを縮小したためか被害の大きいファンドは閉鎖されてレポートされて来ないためと考えられます。



もっと興味深いのは,毎月レポートしているものも含めた全セクターの正真正銘の11月までのYTDパフォーマンスの図2です。驚くことにプラスの収益を上げているファンドのカテゴリが7カテゴリあり,以下の通りです。

ショートバイアスファンド:33.97% (今年はひたすら売りまくったファンドが大勝ちでした。)
モーゲージ組成ファンド:21.19% (買い手ではなく売り手だったので収益が上がりました。)
CTA商品先物ファンド:10.80% (商品先物は年の前半に,通貨は後半に儲けました。)
その他の裁定ファンド:7.37% (裁定取引する人は冒険しないからか堅実です。)
短期トレードファンド:6.13% (短期トレードもリスクを限定しますね。)
資産賃貸ファンド:5.81% (証券化しない不動産ファンドは堅実だったのですね。)
統計的裁定ファンド:3.58% (異常な年にはアノマリーや統計的なものは効果が減少。)

ワースト10のカテゴリも上げておきましょう。

ロングオンリー戦略ファンド:-42.40% (買い戦略しかないファンドは塩漬けでしょうね。)
エマージング市場ファンド:-38.77% (新興国市場の投資も壊滅状態です。)
エネルギーセクターファンド:-35.73% (商品ではなくエネルギー企業を買った人は×。)
バリュー投資ファンド:-35.13% (PBRが通用しない一年でした。)
カントリー特定投資ファンド:-35.03% (どの国も悪いので選別すれば全くヘッジされず。)
スモール・メディアム企業限定ファンド:-29.86% (大企業よりましだったとしても…)
転換社債裁定ファンド:-25.99% (転換社債で行う裁定取引ファンドですか。)
ディストレスドファンド:-25.35% (いわゆるハゲタカファンドも企業価値を上げられず。)
スペシャル・シチュエーションファンド:-22.94% (どういうファンドか分かりません。)
ロング&ショート戦略ファンド:-20.86% (売買の組み合わせではヘッジできませんでした。)

※いやあ,勝者と敗者のコントラストがこれほどはっきりした年はありませんね。EURO SELLERも為替がCTA・短期トレードで良好でも,株のほうはロングオンリー戦略で塩漬け状態です。

 | HOME | 

PAGE TOP ▲

Appendix

EURO SELLER

EURO SELLER

管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

DTIブログポータルへ
このブログを通報
Report Abuse

Search

Calender

« | 2008-12 | »
S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

Forex Rates

This site's QR Code