EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望

先週は,米国経済は大幅な雇用減によって改めて不況の深刻さを思い知らされました。いくら雇用統計は遅行指標だからといっても,まだまだ景気の底は先のことでしょう。なにしろビッグ3のどこがつぶれるかが明確でないし,(そして,おそらく最悪でもフォードだけが生き残ってくれれば上等だと思っている米当局も含め)皆が出来ることは何でもやっていこうとは思うものの,降りていくためのロープはあれど奈落の谷の底がやっぱり見えないのは不安だという心境です。

一方,欧州に目を向けてみると,これまたドイツの深刻な景気後退&英国のポンド安に対する不安など米国に負けず劣らず良いシナリオは見えてきません。さらに,新興国経済の投資バブルもはじけ,日本も貿易輸出に頼ってきたなんちゃって景気のメッキが完全にはがれています。



先週のドル円は,上値が95円台前半でとどまり,下値は一時91円台半ばまで下落しました。ペナントの動きが終了し,ここで2番底を付けに行くのかどうか迷います。目下,ごく短期的には10月24日のあの安値1ドル90.91円を下値更新するのだろうかというのが興味の尽きないところです。もし,今週にもここの下値更新するならば,年内の1ドル80円台への突入は避けられないと予想します。こういう状況では,多数の人々が最悪のシナリオだと思っていることはたいてい実現するからです。ただ,90円の大台割れまでには相当数のドル円の買い手が存在するので,市場が極端に薄くなるクリスマス後にまでイベントは取っておかれると思います。一方の上値は,先週明け12月1日の動きが94円台後半で抑えつけられていることを暗示してます。今週の上値は94.60円程度と予測し,下値は91.10円程度と予測します。



ユーロドルは,先週の高値が1.2848ドル,安値が1.2548ドルとこれまた小幅な動きにとどまりました。下値については,11月9日の週の安値1.2388ドルを更新するのはいつかというのが市場の焦点です。ただし,冒頭で述べたビッグ3の動きが気になりますのでユーロドルを積極的に売る勢力も多くはなく,また上値についても買い手の不在はあきらかでドル円より小幅なレンジで推移するだろうと考えており,12月4日の1.2848ドルを越えたとしても1.29ドルを越える前には失速が予想されます。弱いもの同士の通貨の場合は当面レンジ相場が続くと言うのがセオリーです。よって,今週の上値は1.2890ドル程度と予測し,下値は1.2550ドル程度と予測します。



ドルスイスは,11月16日の週の高値1.2296フランには及ばなかったものの,週足で2週ぶりに陽線を記録し,1.22フラン台で週末を迎えました。テクニカルに見る限り,ユーロドルはなんとか均衡を保つような気がしますが,ドルスイスはまだ上昇の余地が残されています。月足で見て一目均衡の雲の上限1.2521ドルにタッチしようかというユーロドルと,一目均衡の雲の下限1.2433フランまでまだ200ティック以上あるドルスイスの違いです。というわけで,今週のドルスイスは1.23フラン台への再トライをするのではないかと思います。よって,今週の上値は1.2380フラン程度で,下値は1.1980フラン程度と予測します。

もう今年は手仕舞いをしている人も多いと思いますが,年内のイベント予想の起きやすさから言うと,

1.ドル円の90円割れ
2.ユーロドルの1.23ドル台割れ
3.ドルスイスの1.25フラン台突入

の順でしょうかね。相場が一時的な均衡にある現在,こういうイベントの一つや二つをクリアしないと誰もが達成感を感じないというのが市場参加者の習い性(悪い癖)なんですよ。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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