EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望

今週は本業の月曜の昼一のプレゼン準備のために恒例の「展望レポート」が遅れました。とは言っても,最近の相場では予想が外れることが多いので実害はないかもしれません。(笑) 先週は,米雇用統計が予想以上に悪かったりしましたが,ユーロ圏中銀の相次ぐ利下げもあり週全体で見るとうまく中和してしまった感じでした。10月19日の週の円高と翌週の反動幅から見ればどの通貨ペアも平均的な変動といえるでしょう。



ドル円は,予想が95.20円〜99.80円に対してやや上振れて96.75円〜100.54円の範囲でした。しかし,100円台は大統領選の影響による11月4日のなんちゃって100円台でこれからも継続して水準が保てるとは思えない地合いでした。ますます米経済の景気後退への懸念が深まる一方で,日本経済もどうも世界経済の落ち込みに歩調を合わせて悪くなっているのがはっきりしていました。

日本は金融機関が欧米のように打撃を受けていないとはいえ,もともと金融立国ではないのですから物が売れないことの影響のほうが大きいわけです。さらにトヨタ・ショックもびっくりしましたね。ですから,円もドルも一方が強くなるきっかけがつかめないでいる状況です。今週のレンジは先週よりももっと変動が少ないのではないかと予想します。そこで,11月7日の雇用統計ショックでつけた96.75円付近からは下がっても96円台はサポートされると思いますし,100円越えもあまり現実味を感じません。よって,今週の上値は継続して99.90円程度と予測し,下値は96.20円程度までで下げ渋ると予測します。



ユーロドルは,こちらも一相場終わった気がしますね。参考までに週の高値と安値の差は10月19日の週が1034PIPS,10月26日の週が968PIPS,先週は590PIPSと急速に少なくなってきているからです。上に行くか下に行くかについてはこれまでの3,4週の下落幅が大きかったので,今週も綾戻し的な買いも入ってくると思われます。

こういう地合いでは経済指標はさらなる大きな変動にはつながりません。儲けた連中は手仕舞いモードですし,損した連中は資金不足だからです。そこで,ドル円と同じように先週よりさらに小幅な変動が期待されます。よって,今週の上値は1.3050ドル程度と予測し,下値は1.2650ドル程度と予測します。



ドルスイスは,明らかにユーロドルの逆相関の動きからは逸脱しています。ユーロドルが綾戻しの反転を迎えようとしている中で,ドルスイスはフラン高の方向に少しも動いてくれません。これはどのように説明できるでしょうか。

私は,どの通貨ペアにも売られ過ぎ・買われ過ぎがあるので過去の一時点のレートに戻りたがるのではないかと想像しています。例えば,2007年の前半の5月の月足の終値を見てみると,ユーロドルは1.3453ドルで,ドルスイスは1.2249フランです。大きな相場の後は何も無かった水準に徐々に回帰すると考えると,今のユーロドルは1.34ドル台まで戻す(この場合はドル売りになる)必要があり,ドルスイスは1.22フラン台まで戻す(この場合はドル買いになる)必要があるというわけです。よって,今週の上値は1.1920フラン程度で,下値は1.1620フラン程度と予測します。

こういう相場の中心点・均衡点を長期のチャートで見つけるのは大変難しいのですが,よりどころがないからこそ大相場前の水準を市場が適正と考えるのではないかということです。もし,2007年1月の相場が均衡点ならドルスイスはさらに1.24フラン台まで上がりますし,ユーロドルは1.30ドル台までしか上がりません。つまり,このEURO SELLER独自の通貨ペア変動回帰理論(思い込み)によると,ユーロドルの今後の戻しよりドルスイスの戻しのほうが大きそうだと言うことです。

長く相場に生き残る人ほどこういう均衡点を感覚で覚えていて,先月の10月はずっとノーポジで今月になってからの反転でポジションを取ったとか言っている人が多いです。つまり正弦波で例えると第一象限や第三象限のようにプラス方向やマイナス方向への変動が拡大するところではどこまで行くか分からないのでポジションを取らないと言うのですね。第二象限や第四象限のようにゼロ均衡に向かう相場だと彼らにはそのポイントが分かるから安心してポジションを取れると言うのです。

そのような感覚は天性のものなのか後天的に身につくものなのかは分かりませんが,彼らは一か八かで勝とうとはしないのです。大相場で勝つ人はいつか大相場でも負けるかもしれないのです。EURO SELLERも,彼らのように大勝ちしないけど負けない戦略を持つようになりたいと思っていますが,まだ均衡点の感覚が身についていませんので日々精進あるのみです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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