EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望

先週はCitiの事実上の国有化宣言ともいえる公的資金注入が発表され,大相場の予感もしないではなかったのですが,欧州系通貨とドルの間は週単位での行って来い相場,ドル円の間は月曜以外は小動きとパッとしない地合いとなっていました。



ドル円は,97.42円-94.59円とますます変動が少なくなってきています。予想よりもやや上振れで94円半ばからは下がりませんでした。かといって円安方向にも打ち上げ花火は月曜日だけでしたので尻すぼみといえます。こういう何週にもわたって変動幅が減りながら水平に移動していく(ペナント型と言うのでしょうが)レートのときは,中段保ち合いの特徴で大きなきっかけが起きるまで動かない可能性もあります。ただし,動くときは上から落ちてきたときは,下へ加速して落ちていきますから動意があったときは注意が必要です。とはいえ今週はまだ変動の少ないペナント型の継続だと思います。今週の上値は97.15円程度と予測し,下値は93.75円程度と予測します。



ユーロドルは,月曜日に1.29ドル台まで上昇したものの火曜日のフォロースルーが1.30ドル台にとどまり,上昇トレンドを作りきれませんでした。日足の一目均衡の分厚い雲が1.31ドル台から1.30ドル台に落ちてこようとしています。日が経つごとにこの雲の下限は下がり続けますので,来週か再来週には雲にいったんは突入するでしょう。でも,そこからの上昇には骨が折れるので,月曜日・火曜日の1.30ドル越えは例外的に考えたほうが良いでしょう。よって,今週の上値は1.2950ドル程度と予測し,下値は1.2450ドル程度と予測します。あっさりしているようですが,相場の変動には材料難というのが正直なところです。



ドルスイスは,久しぶりにユーロドルとの連動性が戻ってきました。ユーロドルが上がったら珍しくドルスイスも下がり,火曜日に1.18フラン前半まで下げました。3週連続の下値の切り上げも4週目は不成功でしたし,4週ぶりに週足が陰線で終わりました。この連動性を尊重し,ユーロドルが小動きであるという前提で,ドルスイスもしばらく大きくは動かないと考えます。水曜日に上昇した後の木曜日の下落時の1.19フラン半ばでの下値サポートを見て,金曜日の上げを演出した人たちがいるはずです。一方,上値は月曜日の売り出しレベル1.22ドル前半をなかなか越えにくいと思います。よって,今週の上値は1.2210フラン程度で,下値は1.1950フラン程度と予測します。

このような相場の端境期にレンジ予測が当たっても当たらなくてもさほど気にする必要はありません。それより,このレベルより下がったら売り転換だとかこのレベルより上がったら買い転換だとか,いくつかのルールをシミュレーションをしておくことです。実はレンジ予測より売り買い転換ラインをしっかり決めておくことのほうが重要なのですよ。それが出来る人は損切りないしはドテンができるので相場を味方につけることができるのです。

米10月個人消費,1%も落ち込む

U.S. Economy: Durable Goods Orders, Consumer Spending Tumble

米10月個人消費: -1.0% (予想:-0.7%,前月:-0.3%)

2001年同時テロ以来の落ち込みだそうで,インフレ調整しても5か月連続のマイナスだそうです。借金体質の米個人消費は,信用不安や住宅価格の下落の元では脆いものですね。特に自動車・家電など耐久財が特に売れないです。

これ以外にも英国,中国,イタリアなどを挙げて世界的な景気後退のオンパレードを指摘しており,景気のいい話は聞こえてきません。世界的に悪いときは相対的に通貨の強さを表わす為替に,ファンダメンタルは無意味と言えるでしょう。

角田課長:「暇か」
右京:「ええまあ,昨今の経済状況では致し方ないことだと思いますよ。」
亀山:「レート動きませんね。出動機会が無いと体がなまっちゃいますよね。右京さん。」
伊丹:「特命係の亀やーーーま。お前がなんでこのブログに出て来るんだよ。」
亀山:「暇だから…。お前こそ分かりきったことを聞くんじゃねえ。」

2008年10月YTDヘッジファンド成績

10月までのヘッジファンドの成績の推移を確認する時期になりました。



10月は9月より二極化がはっきりしました。エネルギーセクターファンド,ロングオンリー戦略ファンド,エマージング市場ファンドのマイナス三兄弟の成績はさらに成績が悪化する一方で,モーゲージ組成ファンドはイーブンからプラスに転換しましたね。ファイナンスセクターファンドは暴落なのかと思ったのですが,思ったより成績が良いですね。9月で事態は収束すると予想したのかオプション戦略ファンドは利益を吐き出してしまったようです。ヘルスケアセクターファンド・テクノロジーセクターファンドは一応下げ止まっていますから良しとしないといけません。ロング&ショート戦略ファンドは機動的に動いたけど儲からなかったようですね。

1.モーゲージ組成ファンド 2.87% (この数字で第一位です)
2.ファイナンスセクターファンド −0.75% (公的資金注入で何度か救われたのかも)
3.企業買収ファンド −0.87% (同じ第三位でも先月より良いですね) 
4.オプション戦略ファンド −3.97% (利益をすっかり吐き出しました)
5.テクノロジーセクターファンド −4.70% (このセクターにしてはまあ良いか)
6.ロング&ショート戦略ファンド −6.25% (労多くして収穫なし)
7.ヘルスケアセクターファンド −7.43% (ディフェンシブ銘柄が役立たない)
8.エネルギーセクターファンド −14.61% (本当に下げ止まったのか)
9.エマージング市場ファンド −15.38% (新興国市場も奈落に落ちました)
10.ロングオンリー戦略ファンド −18.14% (横綱級の独走状態です)

この時期,普通は益出しのころなんですが,解約や損失確定など大変なファンドが多いのでしょう。グラフにするのもかわいそうになってきました。

米第3四半期GDPも下方修正…正真正銘のリセッション

U.S. Economy Shrank 0.5% in 3rd Qtr, Most Since ’01 (Update1)

先月の第3四半期GDP修正値では-0.3%でしたのに,さらに-0.2%の-0.5%に下方修正
これには,これまで強気だったドルスイスも下落,ユーロドルも1.30ドル越え…

個人消費がさらに落ち込み,年換算-3.7%の模様(前月推計-3.1%がさらに下方修正)で,景気後退はここへ来て壊滅的です。1991年以来のマイナスで,下落割合も1980年来の大きなものです。

Fed Commits $800 Billion More to Unfreeze Lending (Update2)

とうとうFNMとFREの負債も6000億ドルも買ってくれますのかいな。バズーカ砲でなく小出しに買い付けてきた付けが出てきていますね。

FRB議長、サブプライム問題で判断ミス認める=米誌

挙句にこんな弱気発言では,バーナンキ議長は"個人的に"市場に見放されましたね。任期満了退任は間違いないところです。FRBの政策はこれからも粛々と発表されるでしょうが,もはや議長は飾りでしょう。ガイトナーもいったんFRBから出て正解じゃないかな。

今週は,欧州通貨が少しゆり戻しますかね。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望(風邪気味です)

大きな景気対策はオバマ次期政権待ちで,GMの破綻の恐れやCitiの動向などに相場が振られるこのごろですが,皆様いかがお過ごしでしょうか。日銀が現状維持なのはデフォでございます。そして,風邪気味でまた展望レポートが遅れております。まあ,レンジを簡単に越えるとは思わないのですが…



ドル円は,93.54円〜97.54円の範囲でしたから,下限は同じくらいで上限は1円以上勢いがありませんでした。上値は過去3週で,100.54円,99.46円,97.54円と切り下がっており急速に上値は重くなってきています。今度ブレイクするとしても下方向にでしょうね。

Citiは民主党政権に関係が深いのでうやむや救済されるでしょうが,GMはどうなんでしょう。再建策の具体案が見えてこないので,チャプター11をいったん適用してさらに円高になる局面が来るかもしれません。GMは誰かが言っていましたが,今のままでは民営化されていない国鉄のようなものだと…破綻後に労働組合の足かせが取れたら本格的な再建になるとも思われます。その後,相場的には納得して戻してくるでしょうか。ただし,今週はまだ短期的なレンジの範囲でしょう。上値は97円をしばらく越えない一方,下値は92円半ばをぎりぎり守る程度の続落が予想されます。今週の上値は96.85円程度と予測し,下値は92.50円程度と予測します。



ユーロドルは,完全に1.23ドル台で下げ止まりましたね。ほぼ1週間ごとの下抜けのチャンスも見事に粉砕されており,きれいなレジスタンスラインが構成されています。しかし,上値も5週連続切り下がっているので,ここでユーロの上昇を期待するのも無理と言えるでしょう。要するにドル円もユーロドルもみんなが積極的に取引したくない年末相場になってきているということです。

今の時期は円高でおいしいワインを味わうのはいいですが,荒い動きで相場から往復ビンタを食らうのはもったいないことです。しばらく静観しましょう。そうでない場合はもちろん短期ですが軽いポジションでレンジ逆張りをねらうくらいです。先週より少しレンジを狭めて,今週の上値は1.2850ドル程度と予測し,下値は1.2300ドル程度と予測します。



ドルスイスは,1.23フラン越えには失敗しましたが,SNBのサプライズな大幅利下げにより1.2178フランで週足の終値を迎えました。3週連続下値を切り上げているのはもちろん,最近の上げ方は尋常ではありません。1.1750フラン〜1.2150フランの予測も,レンジ幅はほぼ予測どおりですが,下値も上値も見事に上方向にシフトしています。私も1.02フラン台のドルスイスをそろそろ時期が来たと9月中に利食いしてしまったので,ずいぶんもったいないことをしました。

今の相場は2007年7月の相場に戻ったと言えるので,ここでしばらくもみ合いが続くのはいたし方がないとも考えています。この面ではちょうどユーロドルが下げ止まったのと呼応していると言えるでしょう。ですからここからの新高値には限界があると思います。また,先週水曜日の下落の下値下限がサポートレベルと考えられます。よって,今週の上値は1.2390フラン程度で,下値は1.1950フラン程度と予測します。

さて,今週いっぱいで11月も終りで日増しに寒さも増してきました。睡眠不足は体の抵抗力を弱めます。皆さんも風邪などに気をつけて,部屋は暖かくしてほどほどにトレードしてくださいね。今はノーポジが一番健康的かもしれません。

ガイトナー氏が次期財務長官に

ガイスナーNY連銀総裁は救済処理のスペシャリストだった

で書いたとおり,ティモシー・ガイトナー氏が財務長官に内定しましたね。

Obama Said to Pick Geithner as Treasury Secretary (Update5)

このエントリではまたいくつかの情報を書き足したいと思います。(いままで発音を聞いたことが無かったので「ガイスナー」と書いていましたが,ニュースではガイトナーと聞こえますので今後は「ガイトナー」と書きます。)

Obama Likely to Name Geithner Treasury Secretary

■経歴
1983年:ダートマス大学を卒業
1985年:ジョンホプキンス大学のSAISで国際関係の修士号
1985年:コンサルティング・ファームであるKissinger Associatesに勤務
1988年:米財務省入省
1999年-2001年:国際金融担当の財務次官(クリントン政権)
2001年:国際通貨基金(IMF)政策企画審査局長
2003年11月:NY連銀総裁

■外国語
日本語と中国語が堪能(1980年代に在日米大使館で勤務)

■NY連銀の仕事は重い
- 市場で国債の売買等を通じて資金の供給・吸収
- 市場参加者の先行きの見通しの把握
- NYに拠点を持つ金融機関の監督
- Fed Wire決済システムのインフラの運営
- 金融システムの危機管理の中心

※日本でいえば,日銀の金融市場局・考査局・業務局分がNY連銀に相当かも
日銀から業務出向する先も当然NY連銀。決して他の連銀と同格に考えてはいけない!

■金融危機でたいそうおやつれの模様
写真を順番に載せるけど最近のが一番おやつれですね。

結構昔かもしれない写真(図1)


俳優かなと思うような次の写真(図2)


なかなかかっこいいそのまた次の写真(図3)


どう見ても金融危機にやられた最近の写真(図4)

SNBの1%下げにはビックリ

SNB Cuts Benchmark Rate by a Record 100 Basis Points (Update4)

SNBは確かBOEとは違うのでそんなに一気に利下げしなくてもいいはずなんですが,100BPとはやってきましたね。フランはドルより強いとやっていけない通貨なんでしょう。

http://www.swissworld.org/jp/economy/key_sectors/mechanical_and_electrical_engineering/
>機械、電気、金属産業は、スイスで最も重要な産業部門に挙げられる。
2005年の初め、機械、電気、金属産業には30万人以上が従事しており、これは、スイスで工業に従事している人数の50%弱を占めている。製品の78%は、輸出向けに製造されているため世界市場の変動に大きな影響を受けている。

日本とあまり変わらない産業構造のようです。低金利が望ましいわけです。

http://www.swissworld.org/jp/economy/international_context/
>主な貿易相手国はEU諸国である。もっとも金額が多いのはドイツであり、フランス、イタリア、イギリスなどがそれに続く。2000年、スイスのEU諸国への輸出高は全体の60%を占め、EU諸国からの輸入高は全体の78%を占めた。

その輸出もEUがほとんどで経済的には一蓮托生と言えますね。こりゃあ,ドルスイスは1.21フラン台では止まりません。1.25フランは既に近いかもしれません。

白旗を上げているトリシェ総裁

Trichet Says Crisis Is Worst Since World War II (Update2)

トリシェ総裁がこれほどまでに危機感を募らすのは,本来ならばもっと早く気づくべきであった危機を見過ごしてきた反動もあるでしょうが,実はユーロ各国の国債など誰も喜んで買ってくれないので,公的資金注入が本格化したときに原資がないという決定的な事実に起因すると思います。

そうでなければこれほどまでに大げさな言い方は,どこぞの評論家ならいざ知らず中央銀行の総裁が言うわけはありません。あげくには,英国に秋波を送っています。ユーロに統合しませんかと…ブラウン首相とキング総裁にとっては財政出動の責任の不明確なユーロ圏への通貨統合は悪夢に違いないので全くありえない話でしょうが,ECBの弱気はこここれに極まれりと言った感じです。

3か月先を見るなら,ユーロドルは1.20ドル割れも十分想定しておかないといけません。今週の動静次第では1.30ドルは極めて遠いものになるでしょう。

不良資産救済プログラム(TARP)は「万能薬」ではない

どうも民主党次期新政権は自動車産業にもやさしそうで,大規模な融資や公的資金の注入を狙っているようですが,この記事は先に成立した不良資産救済プログラム(TARP)を純粋に「金融安定化」に活用するのではなく,何でもありの使い方をする危険性についてポールソン財務長官が警告をしたものです。

Paulson, Democrats Clash on Bailout for Homeowners (Update2)

「panacea」という言葉が出てきますが,これはもともとギリシャ神話の「パナケイア」(あるいはローマ神話の「パナケア」)の英語名で癒しを司る女神のことです。彼女は医術を司る神アポロンの孫で,アスクレピオスの娘たちの1人であると言われています。その名前には「全てを癒す」の意味があって転じて今日でも「万能薬」の意味で使われています。日本語でぴったりの表現がないのですが,あえて訳すならTARPを「打ち出の小槌」のように使うべきではないと言い換えることになりますかね。

このポールソンの発言は,来たるべき金融機関の抱えるさらなる危機のためにTARPの予算は取っておかないとまずいぞと言外に言っているのでしょう。また,米民主党の中にはGM,フォード,クライスラーを救済するのにTARPの仕組みを使えないかと画策しているものもいて,それこそ「万能薬」のような扱いですが,個人の大規模な住宅差し押さえ回避や経済振興のための政策と金融安定化のための政策が違うのと同様に,このスキームを当初の目的外に使うのは間違っていますね。

まあ,でも最後は時間切れで最終的な施策はオバマ次期政権が決定するということになってしまい,これはこれで現政権とポールソンに残された時間はほとんどないことを意味しています。

そんなこんなで,米国経済は個人消費の低迷と更なる失業率の上昇でリセッションがしばらく続きそうですし,かといって一人勝ちする国はどこもありません。年末にかけて企業資金需給の逼迫やヘッジファンドの連鎖破綻などの要因があるなら別ですが,株式相場も為替相場もいまのところ一方的なトレンドが発生しそうにありません。

ニュースを取り上げるだけならいくらでもありますが,相場的には極めて退屈なこのごろです。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望

11月14日の経済指標は,
・10月輸出入物価 輸入−4.2% 輸出−1.9%
・10月小売売上高 前月比−2.8%
・11月ミシガン大消費者信頼感指数速報値 57.9(前月57.6)
・9月企業在庫 前月比−0.2%
でした。10月の小売売上高は1992年以来の最大下落でGDPに占める個人消費が大きい米国にとっては,嬉しいニュースではなく米国はリセッションまっしぐらです。週末のG20金融サミットも出来ることはやった感じですが,直ちに各国の景気・市場マインドに影響が出るとも思えません。かえって何も出来ない日本の金融政策が目立ってしまったりして…今後,一段の円高には注意しながら,今週の展望を見てみましょう。



ドル円は,99.90円〜96.20円の予測範囲に対して99.46円〜94.46円とやや下ぶれしました。上値については,サイコロジカル的に100円の壁はきついでしょうし,99円台もやっとになると思えます。下値については,水曜日の下落を翌日の行って来いで盛り返しました。10月28日の93.19円を下回らない限りはどこかで止まると考えていますが,92円台まで落ちたら危険信号です。よって,今週の上値は98.50円程度と予測し,下値は93.20円程度と予測します。



ユーロドルは,先週は一段とドル高になり,なんとか1.25ドル台に踏みとどまっているのが不思議な感じです。米国経済のリセッションもひどいのですが,ユーロ圏のリセッション予想も相当に根強いものです。最大の顧客の米国消費や新興国消費の予想が大幅に下方修正され,日本の輸出企業が打撃を受けているのと同じ構図です。

こちらも1.23ドル台半ばでのサポートを割り,1.22ドル台に落ちたら一段とユーロの下落が予想されます。上値は,11月10日に頑張ったけど破れなかった1.2930ドルあたりにレジスタンスがありそうですが,どちらかと言えば下落方向に勢いがあります。よって,今週の上値は1.2880ドル程度と予測し,下値は1.2280ドル程度と予測します。



ドルスイスは,先週とうとう1.20フランの大台に乗って誰かのオプショントリガーが引かれたとように思います。9月28日の週に週足の一目均衡の雲を完全に抜けてきてからの力強さは他の通貨ペアに類を見ないものです。蓋が取れたので更なる上昇が見込めるでしょう。

先週書いた「2007年1月の相場が均衡点ならドルスイスはさらに1.24フラン台まで上がりますし,ユーロドルは1.30ドル台までしか上がりません。」と言うのが現実的になって来ましたね。下値は,短期的なサポートレベルは1.1720フラン,次のレベルは1.1510フランといったところです。上値は,一年以上ぶりの新値追いなので,1.20フラン,1.21フラン,1.22フランと切りのいいところでレジスタンスがあると考えます。よって,今週の上値は1.2150フラン程度で,下値は1.1750フラン程度と予測します。

半年前には円高が進んでフランがこれほど安くなるとは思いませんでした。一昔前にどちらも低金利通貨で一くくりにされていた時期が遠い昔のような気がします。為替というのは本当に長期予測が難しいですね。EURO SELLERが週ごとの展望を出すのはそれぐらいの予測しかあてにならないからという意味でもあります。そして,さらに短期になればなるほどテクニカルな分析が有効となってきます。

やや相場が次の動きを模索しながら横着している間に,皆さんはこれからの戦略として長期取引・短期取引のどちらを目指すのか,ファンダメンタル分析中心なのかテクニカル分析中心なのか自分に得意な取引方法の再確認ができていないといけません。小手先のテクニックや目先の動きにつられて自分のスタイルを見失うようなことがないようにしてください。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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