EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

バフェットはみんなの絶望と悲嘆の後にやってくる

Goldman Gets Buffett Aid in $7.5 Billion Fundraising (Update2)

いやいやこのお方はいつもながらタイミングが絶妙で…
逆に言えば,同時期にモルスタに9000億円出資することにしたMUFGも良いディールだったということですね。

投資銀行モデル+金融資産証券化技術は,グラス・スティーガル法およびその不完全な改革(*注)を逆手にとってBIS規制を逃れて荒稼ぎするやり方でしたが,投資銀行もモーゲージ証券も規制がゆるゆるだったので今回のような行き過ぎが生じたのだと思います。

これまでの"投資銀行"もFRBの監視下に置かれ,かつ今後は証券諸法(1933年証券法,1934年証券取引法,1939年信託証書法)の例外規定をなくす方向に法律整備が進んでいくのではないでしょうか。そして,格付け機関もなんとかせねばね…

注:1999年のグラム・リーチ・ブライリー法によって金融制度改革がなされても,投資銀行は依然としてFRBの監督下になかった。BOJ論文の「米国における金融制度改革法の概要」を参照のこと

2008年8月YTDヘッジファンド成績



8月までのヘッジファンドの成績の推移を確認する時期になりました。

8月は7月に続いて原油価格の続落が特徴的でしたが,エネルギーセクターは-2%台まで持ち直していますので売り転換が進んだということがわかります。一方,エマージング市場が引き続きマイナス圏をだらだらと低空飛行で損失拡大の方向で推移しています。中国やインド市場の成績だけでなく中東や南米市場もパフォーマンスが下がり続けているようです。ロングオンリー戦略ファンドとロング&ショート戦略は持ち直していますが今一歩プラス圏には届きません。オプション戦略ファンドとテクノロジーセクターファンドの回復でプラス圏のファンドは6つに増加しました。この6つの中でファイナンスセクターが8月はトップなのですが,9月に起こるであろう大波乱をこの時点では予期できていないはずですので9月の成績は良くないと思われます。次回をご期待ください。

1.ファイナンスセクターファンド 2.66% (7月に続いて巻き返して首位に)
2.オプション戦略ファンド 1.96% (ボラが上がると成績向上)
3.ヘルスケアセクターファンド 1.91% (引き続き手堅いディフェンシブ性を発揮)
4.モーゲージ組成ファンド 1.57% (首位は譲ったがプラス圏は維持)
5.企業買収ファンド 1.06% (少しプラスになったが成績は目立たず) 
6.テクノロジーセクターファンド 0.51% (急激な回復も前月の痛手は大きい)
7.ロング&ショート戦略ファンド −1.15% (回復途上もマイナス圏のまま)
8.ロングオンリー戦略ファンド −1.87% (回復途上もマイナス圏のまま)
9.エネルギーセクターファンド −2.39% (売り転換が進み損失をリカバリー中)
10.エマージング市場ファンド −4.57% (さらに損失拡大し最下位に)

8月は小康状態で,9月の大嵐の前の静けさという感じです。あまりに急激な変動があると一か月前の成績は意味を成しませんね。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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