EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望

先週は,英GDP改定値が弱含み,独Ifo景況感が事前予想を下回り,ドルは欧州通貨に対して全面高でした。一方,円だけはそのドルに対しても上昇して週足終値を迎えましたので,結果としてポンド円やユーロ円は大幅に下落しています。先週に限らず,これらの通貨ペアの月間の下落幅は過去最大級じゃないでしょうか。



ドル円は,毎日高値を切り下げる上値の重い一週間で,一方安値は金曜日に108.41円をつけました。108円のサポートは相当強いので来週もサポートされると思いますが,上値も110円台で猛烈な戻り売りにあっています。ですから,今週の上値は110.30円程度でリミットが来ると予測し,下値は先週より下がり気味の107.50円程度でサポートされると予測します。欧州通貨に弱い指標が散見されるのに対し,日米間ではたいした材料が見当たらないと言うのもこのレンジ相場の原因でしょう。



ユーロドルは,火曜日の安値が一時1.4570ドルまで下落しましたが,基本的には1.46ドル台から下に攻めきれていません。ドル円の110円台の上昇と同じでユーロドルの1.45ドル台の下落には相当骨が折れそうです。

昨年のクリスマスの週にユーロドルを買った連中は,FEDの急激な利下げ継続によりいつの間にかそれなりのスワップが貯まっています。彼らのロングポジションレートは1.43ドル台の後半です。まだまだ損切りするレベルには達しておらず,せいぜい1.50ドル以下の追加ロングポジションを手仕舞っただけでしょう。ハリケーン観測報道やグルジア情勢の不透明感などで原油価格が過敏に動くため,下押しの達成感もない半面,一方的な下落も期待薄です。よって,今週の上値は1.4850ドル程度と予測し,下値は1.45ドル程度と予測します。



ドルスイスは,レンジ相場の通貨ペアの中でも一番小動きでしたが,今週も陽線を達成することができました。これにより,7月13日の週以来の7連続の陽線を達成し,7月20日の週以来の6週連続の上値および下値の切り上げも同時に達成しました。

>今週の上値は1.1080フラン付近で,下値も1.0850フラン付近と予測します。
の予測もほぼ当たりました。

ドルスイスが安定しているということは,ドルが堅調であるというよりもむしろユーロとポンドの方が自分からこけていることを意味します。今週もユーロの動向に追従する動きに終始するでしょうが,1.11フランは強烈なレジスタンスですのでここを越えるのは日柄的にも難しいと思います。そこで先週の予測を据え置いて,今週の上値は1.1080フラン付近で,下値も1.0850フラン付近と予測します。

ポンド系とクロス円は大きく動いているのですが,ユーロドルとドル円についてはまだ時期が来ていないという印象です。ハリケーン動向とかで原油価格が大きく動くことや引き続きVIX指数の変動に注意を払ってレンジ相場抜けを逃さないようにしたいと思います。

米第2四半期GDP修正値は上ぶれ

U.S. Stocks Rally as Economic Growth Tops Estimates; Banks Gain

米第2四半期GDP修正値: 1.9% -> 3.3%(予想:2.7%)
新規失業保険申請件数: 435K -> 425K(予想:425K)

GDP速報値では,1.9%と言っていましたから,大幅な修正です。

為替はあまり変わりませんですが,NY市場がお祭りですね。逆に言うと,為替介入騒動に見るまでも無く,ドルが弱いと困る人たち・米国経済がこけると困る人たちがいかに多いことかがわかります。

人口が増え,住宅・金融に問題があってもそれなりの消費をしていく米国経済は,やっぱり世界経済を牽引していかないと,世界の経済がおかしくなってしまいますから…。

※今晩,MBIAの株価が取得平均価の2倍になったのですが,いつもどおり半分利益確定するかどうか考慮中…

モノライン保険業界再編の予感



MBIA Agrees to Reinsure $184 Billion in Debt for FGIC (Update1)

この記事を通して理解できることは,今後,米モノライン保険業界はもともと寡占でしたがさらに独占に向けて再編が進むかもしれないということと,その過程で引き続きMBIAは中核であり続けるということですね。

(ぎゃらさんや私,そしてたぶん堀古さんも含む)株主としては,"Too Big To Fail" の論理がまかり通るなら本当にラッキーとしか言えませんね。

たまには,嬉しくなってエントリを書くこともあるのですよ。(笑)

Euro So Weak



Dollar Rises to Six-Month High on Bets Global Economy Slowing


昨日のドイツのIFOビジネス信頼感指数は予想より弱く,ユーロはドルに対して6か月間で最も下落。一か月でも1999年のユーロデビュー以来最もドルが続伸しました。ドルはオージーに対しても11か月以来の最高値で,キウィやスウェーデン・クローネ,ポンドに対しても強気の相場となりました。

私,EURO SELLERにとっては,ようやくユーロを売れる時期が来てそれなりに楽しんでいるのですが,北京疲れと1周年の達成感でなんだか気合が抜けている感じです。

いくつかの金融機関のユーロドル予測は,

ドイチェ銀行:
1.45ドル(年末まで)←今年4月から維持(逆に言えば優秀です!)

UBS:
1.47ドル(向こう3か月)←1.53ドルから下方修正

リーマンブラザーズ:
1.42ドル(年末まで)←1.50ドルから下方修正
1.40ドル(2009年1Qまで)←1.48ドルから下方修正

1.53ドルを下抜けしてからはここまでは既定路線です。問題は,1.45-1.48ドルあたりで長期にレンジ相場に入る可能性です。図のように一こぶらくだのこぶのように今年2月からの高原地帯をつけてから下落し,昨年11月からの約4か月にわたる節目にぶつかっています。今回もこのあたりでもみ合うとドイチェ銀行とUBSは見ており,他方リーマンブラザーズは下抜けを予想しています。

こういう状況では,レンジ相場を予測しつつも,FEDの次の手段は利上げであり,ECBの次の手段は利下げであることを考慮するとやはり下に抜ける可能性を大目に見積もるのが良いと思います。ただし,なかなか節目から下抜けのきっかけが難しいのでECBの利下げにともなって起きる2009年1Qごろではないかという見立てが大勢を占めているのです。

短期的にはレンジ相場には弱い通貨同士をトレードしなさいというのが私の持論です。逆張りというのはトレンドに逆らいますからある意味究極のギャンブルです。そういう場合は,ユーロドルでレンジ相場で逆張りするよりも,ユーロ円で逆張りをする(トレンドが無くても押し目を買い・戻りを売る)ほうが逃げやすいし安全だと考えています。実はそういう細かい判断が要求される時ほど裁量取引の腕を上げるチャンスです。どんな場面でも前向きに考えましょう。

あっという間の一周年でした



このブログも今日8月25日を持ちまして一周年を迎えます。

昨日までで365日で448エントリを数えました。だいたい3日で4エントリのペースでしょうか。

サブプライムショックが2007年の後半になるに従って深刻化していき,経済指標に目が離せない日々が続きましたので,途切れずに書き続けられたのだと思います。

年明けにはスパムコメントが続いたので削除ツールを作り始める羽目になり,コメント認証が機能するだいたい5月ごろまでお世話になりました。同じころ,息抜きで別ブログを立ち上げたり,動画を作成し始めて合計10作品となりました。

長いようで短いような一年でした。為替関連ブログとして他のブログともども今後ともよろしくお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望

先週は原油価格の上昇でユーロドルがゆり戻した感じですが,それ以外では,目だった変動も無く,米国GSEの公的資金注入懸念とバーナンキ議長の金利据え置きを示唆する発言などが株式市場へ影響を与えた週でした。



ドル円は,木曜日に108.12円までの安値を記録しましたが,最終的には110円台の高値圏をキープして少しの下落で週足終値を迎えました。

>今週の上値は111.50円まででいったん達成感を味わうと予測し,下値は108.50円から109.10円付近までの押し目買いに守られると予測

は上値はぜんぜん当たりませんでしたが,下値はかろうじて118円台をまもったので,終値のポジションがキープできたのだと思います。ユーロドルがレンジを形成しそうな気もしますので,ドル円も今週はもっと変動幅が少ないかもしれないです。特に上値が重すぎるのが気になりましたので,今週の上値は111.00円程度でリミットが来ると予測し,下値は先週と同じ108.50円程度でサポートされると予測します。



ユーロドルは,火曜日に1.46ドル台にまで下落しましたが,木曜日に1.49ドル台を一瞬つけました。

>今週の上値は1.4850ドル付近の戻り高値と予測し,下値は1.4450ドル付近で下げ止まると予測します。

この予測は,ドル安方向への動きとしては戻り高値はある程度当たっていますが,ドル高方向としては全くの期待はずれです。これは,ユーロドルロングをここから先はまだ損切りしたくない連中,つまり「俺の買ったユーロドルのポジションは大体1.46ドルからだよ」という連中が多いのでしょう。同時に,これはドル円の上値の重さとも連動していて,「私の売ったドル円のポジションも110円からよ」と市場が証明しているのに違いないのです。よって,今週の上値は1.49ドル程度と予測し,下値は1.4620ドル程度と予測します。なお,65日移動平均線が1.4715ドル付近まで上がってきていますので,今週終値でこのレベルをキープできるかどうかも今後の流れを決めるのには大切な点です。



ドルスイスは,木曜日の安値が1.0842フラン,水曜日の高値が1.1039フランという少ない変動幅の週でしたが,今週もなんとか陽線を記録しましたので,7月13日の週以来の6週連続の陽線を達成し,7月20日の週以来の5週連続の上値および下値の切り上げも同時に達成しました。

勢いから言えば今週はもっと上に行くかというと,2008年1月から2月にかけてのもみ合いレンジに突入したこと,週足の一目均衡表上で来週は雲に突入することなどを考えると,ロングとショートのポジションが均衡するのではと思います。週初めの予測も

>先週の1.08フラン前半のサポートは強力でしたので,下値も1.0830フラン付近と予測

の方だけ当たりました。そこで上値だけを調整して,今週の上値は1.1080フラン付近で,下値も1.0850フラン付近と予測します。

一応,来週はもみ合い相場を予測していますが,経済指標としてはユーロ関係のものが多く,米国の四半期GDP発表もあるようです。ブレイクするならその方向についていくようにしてください。

原油価格はテクニカルに忠実な動き



グルジア情勢なども複雑に絡んで,21日木曜日の原油価格は121ドル付近まで上昇しましたが,翌金曜日には114ドル台まで下落しました。(図1)

この121ドルというのはレジスタンスレベルとしてよく効いています。



図2を見てもらうとはっきりしますが,121ドル付近というのは過去の上昇時のレジスタンスラインであり,下落時のサポートラインでもあるのです。直近では,7月終わりの下落で一度跳ね返されましたが,8月初めには下抜けして現在の110ドル台の相場になっています。

原油価格のチャートを総合ブログで紹介してから,最初の下落で,

【原油価格】1バレル131.60ドルは分岐点

に初めてチャートのスナップショットを取りました。その時,131ドル,121ドル,111ドルという10ドルおきのサポートラインについて書きましたが実際にそうなってきています。ですから,114ドル台でゆるゆるしているうちは良いですが,111ドルに近づいて下抜けしそうになったらさらなる下落が見込まれます。

原油連動株,原油関連株を購入している人やユーロドルロングなどのポジションを取っている人は特に注意が必要ですよ。

米国金利イールドカーブ・アニメーション

米国金利のイールドカーブ(利回りと残存期間のグラフ)とS&P500の株価が連動してアニメーション表示されるJavaアプレットを見つけましたので,例によって,総合ブログの下記のリンクに貼っておきます。(同じリンクは,トップエントリのチャート類リンクにも追加しておきます。)

米国金利イールドカーブ・アニメーション

予想インフレが上がりかつ短期金利が下がったままの場合,このイールドカーブが立ってきます。そういう状況では,一般的にはどちらかというと債券が割安になり,株価から債券への質への逃避が起きると言われています。

2008年1月以降の株価の下落局面では,しっかりイールドカーブが立っています。一方,2006年から2007年7月までの株価の上昇局面では,イールドカーブは水平に近いです。

景気回復が本格化しないとイールドカーブは水平にはなりませんので,現在のようなきつい傾斜の局面では,株価が下落しつつ低迷している状況がしばらくは継続すると考えるのが自然です。

2008年7月YTDヘッジファンド成績



7月までのヘッジファンドの成績の推移を確認する時期になりました。

7月は言うまでもなく原油価格の反落と商品相場の総崩れの月でしたので,言うまでも無くその影響をもろに受けたのはエネルギーセクターでした。+1%の後半から-10%まで落ち込むとは相当量の損切りを強いられたのでしょう。あとは,エマージング市場が引き続きマイナス圏のまま損失拡大の方向で推移しています。中国やインド市場の成績がパッとしないのに加え,資源価格の下落で南米市場にもいったん調整がやってきたからでしょう。また,景気下降局面なのでロングオンリー戦略ファンドがマイナスなのは当然ですが,株式相場に方向感が無いためにロング&ショート戦略やオプション戦略も徐々に成績を落としています。一方,プラス圏に留まれたのは,ファイナンスセクター,企業買収ファンド,ヘルスケアセクター,モーゲージ組成ファンドの4つしかありませんでした。

1.モーゲージ組成ファンド 2.86% (住宅市場が売れないなりに持ち直している)
2.ヘルスケアセクターファンド 2.49% (引き続き手堅いディフェンシブ性を発揮)
3.ファイナンスセクターファンド 1.71% (前月−5%付近から猛烈に巻き返し)
4.企業買収ファンド 0.47% (+−ゼロ付近で一進一退) 
5.オプション戦略ファンド −0.35% (トレンド反転でオプション売りにも損失が拡大)
6.テクノロジーセクターファンド −1.92% (マイナス圏のままだが上向きの予感)
7.ロング&ショート戦略ファンド −2.64% (不安定な相場で損失拡大中)
8.ロングオンリー戦略ファンド−3.26% (V字回復はしたものの最下位から脱出しただけ)
9.エマージング市場ファンド −4.22% (しばらくは株価調整のため成績はパッとしない)
10.エネルギーセクターファンド −10.16% (YTDの純益を吐き出しただけでなく断トツの最下位に転落)

7月は半数以上のファンドが年初来マイナスの成績に落ち込みました。プロであってもしばらくはノーポジかオプションを少量買うぐらいの安全策を取るべき時がきたと言えるでしょう。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望

原油価格はそれなりに短期リバンドもありそうなのですが,今度は金価格が日足でギャップをつけながら700ドル台後半にまで急降下してきて,週後半のドル全面高に拍車をかけました。水曜日には一時的にクロス円売りが観察されましたが,これはお盆アノマリ的なものに過ぎず,すぐにドルは円に対しても欧州通貨に対しても堅調なポジションで週足の終値を迎えました。



ドル円は,水曜日の下落は金曜日に完全にリカバリして110.15円付近を越えてきたのが大きいです。
>今週の上値は111.50円までで失速し,下値は108.50円程度で止まると予測します。
という先週の予測は,安値は108.36円付近で止まってほぼ予想通りですが,高値はどうしても111円を越せませんでした。それでも,ここ4週連続で安値および高値を切り上げてきた強さを見過ごすことはできません。現在は,昨年11月18日の週および11月25日の週の高値レジスタンス111.05-20円のブレイクアウトを狙っている状況です。そこで,今週の上値は111.50円まででいったん達成感を味わうと予測し,下値は108.50円から109.10円付近までの押し目買いに守られると予測します。



ユーロドルは,先々週1.530ドルを割ってから本格的にEURO SELLERの季節が始まりました。先週の週足終値1.4672ドルでもまだ下げ止まる気配はありません。頼みの綱のドイツの四半期GDPもマイナスになり,市場はECBが先月利上げしたのを激しくとがめようとしています。

ドル円の昨年の11月18日の週の高値111.06円に呼応しているのが,ユーロドルの同一週の安値1.4620ドルです。この翌週にアブダビ・サプライズがあり,中東のオイルマネーがCitiに大幅な出資をするという報道がなされました。この後,さらに翌週の12月6日にGSがドルショートを撤回するレポートを出しました。ですから総合的に考えて,現在のユーロドル・ドル円のレベルは長期的なドル高・ドル安の転換点であり,上に行くか下に行くかは今後の相場の基調に大きく影響を与えると思われます。おりしも,同じGSは,先週長期ドル下落が「底入れ」したとレポートしています。

Goldman Reverses Course, Says Dollar Has `Bottomed' (Update2)

そこで,今週の上値は1.4850ドル付近の戻り高値と予測し,下値は1.4450ドル付近で下げ止まると予測します。また,このレンジを抜けるのに昨年は14週かかっていますので,しばらくの間はレンジ相場が続く可能性も考慮に入れないといけないでしょう。



ドルスイスは,今年1月6日から2月10日にかけて約一ヶ月続いたレンジ相場レベル(1.09フランから1.11フランの範囲)に突入してきました。ドル円の上昇やユーロドルの下落にもっとスピードを合わせているなら,さらに0.01フラン以上ドル高の1.10フランから1.12フランの範囲でないといけません。

つまり,5週連続の陽線であり,高値も安値も4週連続で切り上げてきた事実を重く受け止める必要がある一方で,上値も相当重くなってきたということです。ですから,今週の上値は1.1120フラン付近でとどまると考えます。一方,先週の1.08フラン前半のサポートは強力でしたので,下値も1.0830フラン付近と予測します。

休み明けなどはどうしてもファンダメンタルの調査がおろそかになりますので,基本に戻ってテクニカル中心に現状把握をするのが鉄則
です。今週の為替レートは,過去のレンジ相場との比較対象から,ドル高・ドル安の重要な転換点に位置しているということを最後に再度強調しておきたいと思います。

 | HOME |  NEXT »

PAGE TOP ▲

Appendix

EURO SELLER

EURO SELLER

管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

お小遣い稼ぎ!
スマホでお小遣い稼ぎ!
DTIブログポータルへ
このブログを通報
Report Abuse

Search

Calender

« | 2008-08 | »
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

Forex Rates

This site's QR Code