EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

Just on the track

U.S. Economy: Consumer Spending Growth Slowed to 0.2% in April

4月個人消費: 0.4% -> 0.2% (予測:0.2%)
4月PCEコアデフレータ: 0.2% -> 0.1% (予測:0.1%)
5月シカゴ購買部協会指数: 48.3 -> 49.1 (予測:48.5)
5月ミシガン大学消費者信頼感指数修正値: 59.5 -> 59.8 (予測:59.5)

※今日の経済指標は,予想通りよりやや上回ったものもありますが現状維持に近くドン真ん中です。わざわざエントリを立てなくてもいいくらいです。株式市場には好感されていますが,為替市場にはあまり変化を与えていません。

原油価格はいったん調整するだろう




店舗拡大策の失敗に原油価格の上昇が追い討ちをかけて,昨年から大幅に下落していたSTARBUCKS CORP COM (SBUX:NASDAQ)ですが,今日18ドルを越えてテクニカル的には,大底圏を脱したようです。(図)200日移動平均線が現在,22ドル弱のところにありますが買い始めはここからでも良いと思います。

もちろん,新興国を含む全世界にSTARBUCKSブランドが今後も浸透することを見越して買うのですが,MBIAを底で買うよりは勇気は要らないと思います。(笑)

上の戦略は,原油価格がいったん調整するだろうと思っていることとも関係があります。同じポリシーで,EURO SELLERはノルウェーの石油サービス会社の10月18日のプットオプションを買っています。
STATOILHYDRO ASA SPONSORED ADR OCT 18, 2008 $ 35.000 PUT(STOVG: OPRA)
 

いまはまだOTMですが,まあ10月までには原油価格ももっと調整されてオプション価格が上昇することを期待しています。OTMだからめちゃ安でダメでも捨てるだけです。

金融ゲーム3題

■ 本石町さんのところでご紹介FRB議長ゲームはいかがでしょうか。政策金利をコントロールするのですが,利下げや利上げが効いてくるのには時間がかかるので結構難しいです。うまくいけば再任されます。(図1)



■ FRB議長では飽き足らず,米国大統領になって金融政策だけでなく公共事業費や税金までコントロールしたい人は,マンキュー教授のこのマクロ経済ゲームはどうでしょうか。まあ,大統領はMoney Growthまでコントロールできないのですが,FRBの機能も併せ持ったと考えてください。成績が良いと歴代大統領とランキングで並べるかもしれません。(図2)



■ それでも飽き足らない貴方は,もっと本格的で実体経済にあわせてリアルタイムに仮想ファンドを運用するファンドマネージャになるFantasy Fund Manager presented by JP Morganはいかがでしょうか。1-5人のチームを登録後,ログインしてスタートします。私もさっき登録したばかりで進行がどうなるかまだまだわかりませんが,JP Morganのサイトが提供しているゲームで,成績が良いと景品ももらえるようなので結構リアルなはずです。

景気後退よりまだ景気減速に近い

U.S. Economy Expands Faster Than Previously Estimated (Update2)

米1QGDP改定値:0.6% -> 0.9%(予想:0.9%)
※予想通りとはいえ,これで先週のドル安は完全に調整できそうです。

ついでに,毎週細かく見ても全く意味が無いのですが…

新規失業保険申請件数:368K -> 372K(予想:370K)
※これも予想と比べて誤差の範囲でしょう。つまり,来週の雇用統計も予想通りになりそうな予感です。

おそらく,歴史的スピードで行われた昨秋以来のFEDの一連の利下げが,リセッション突入に歯止めをかけているのだと思います。ドルにとっては良い知らせです。

FRBミシュキン理事が8月いっぱいで辞任



任期は2014年1月31日までだったらしいですが,コロンビア・ビジネス・スクールに戻るらしいです。

Governor Frederic S. Mishkin resigns from Board, effective August 31, 2008

辞表はここですが,教鞭をとる以外の理由を述べてはいません。以前のエントリにも書きましたが,バーナンキ議長の意見を反映するバロメータと言われていました。議長の理論武装の源泉だったかもしれません。内部ではいろいろあるんだろうね。

ニュース:
Mishkin to Leave Fed in August, Return to Columbia (Update3)

2008年4月YTDヘッジファンド成績

2008年も5月になりましたので,ヘッジファンドの成績の推移を4月まで見てみたいと思います。



ファイナンスセクターの成績はまだ不調です。昨年と違うところは,モーゲージ組成ファンドが,モーゲージ担保証券のショートの買戻しをする羽目になったか,あるいは住宅価格の下落の影響による資産の毀損によって急激に損失を拡大中なことです。

1.ロングオンリー戦略ファンド 4.70% (3月の損失を猛烈にリカバリー中)
2.テクノロジーセクターファンド 4.66% (年初の損失を猛烈にリカバリー中)
3.エネルギーセクターファンド 4.53% (3月の損失を原油価格の上昇でリカバリー中)
4.ヘルスケアセクターファンド 2.62% (年初の損失をゆっくりリカバリー中)
5.エマージング市場ファンド 2.59% (3月の損失をリカバリー中)
6.ロング&ショート戦略ファンド 2.52% (普通のマーケット・ニュートラルの成績)
7.企業買収ファンド 1.64% (損はしないがあまり大もうけも無い) 
8.オプション戦略ファンド 0.98% (年初はパフォーマンスはいつも悪い)
9.ファイナンスセクターファンド −1.01% (昨年の不調から立ち直れない)
10.モーゲージ組成ファンド −2.42% (昨年の好調さが2月以降音を立てて崩れる)

一方,原油の上昇によるエネルギーセクターファンドの好調さ以外では,年初に底を買ったロングオンリーファンドかハイテクに見込みを持ち続けたテクノロジーセクターファンドが目下のところ好調です。

米4月新築住宅販売件数がちょっと増加

New-Home Sales in the U.S. Rose 3.3% to 526,000 Pace (Update2)

米4月新築住宅販売件数: 509K -> 526K(予測:520K)

3月の新築住宅販売件数がひどかった上に下方修正されたのだから当然の上昇といえます。同時に発表された5月消費者信頼感指数が予測より下がったのにもかかわらず,住宅指標のほうを重く見たマーケットはちょっと好感。もちろん,原油が2ドルほど下落して調整したことも大きいのでしょう。

ただし,S&Pケースシラー指数は前年同期比に比べて14.1%下落。まあ,当然といえば当然。これでも1QのGDPがプラスなら(木曜日発表)御の字といえましょう。楽観は禁物ですが,マーケットの悲観は少しずつ改善中といったところです。

通貨ペアの曜日アノマリー



5月連休前に書いた曜日アノマリーを再び調べてみました。以前載せた以下の傾向は今も変わっていません。

■ 金曜日には円が強い
■ 火曜日・木曜日はポンドが強くて,ユーロが弱い(EUR/GBPに顕著)
■ 月曜日・水曜日・金曜日はユーロが強くて,ポンドが弱い(EUR/GBPに顕著)
■ クロス円は週の前半上がって,週の後半下がる傾向がある
■ ユーロドルはダイナミックに動き,曜日アノマリーは全く感じない

ここまではっきりしてくると,
【ポンド円】金曜日のNYクローズで買って,翌週の火曜日のNYクローズで売る
【ユーロ円】金曜日のNYクローズで買って,翌週の月曜日のNYクローズで売る
という売買はどうにかなりそうですね。とりあえずスプレッドを無視して計算すると…

【ポンド円】
2日->6日: -98PIPS
9日->13日: +296PIPS
16日->20日: +37PIPS
23日->27日(現在値): +85PIPS
合計: +320PIPS

【ユーロ円】
2日->5日: -5PIPS
9日->12日: +224PIPS
16日->19日: -42PIPS
23日->26日: +20PIPS
合計: +197PIPS

スプレッドを考慮しても十分ペイするでしょう。感覚的になんとなく感じていることを定量的にあぶりだして評価してみることはとても重要なことで,結構トレードに使えるのです。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望

今週は少しアップが遅れております。



先週は,原油高&利下げ停止観測&ムーディーズの格付けプログラムの不備に連想される信用不安再燃でドル安になりました。今週は,その動きが継続するかどうか正念場です。火曜日の米シラー指数および新築住宅販売数,水曜日の独CPI,木曜日の米1QのGDPおよび失業率など反応しそうな経済指標がたくさんあります。

ドル円は,先週104.68円から102.72円の間で,予測よりは1円近く下方のレンジでありかつ,動きの幅は小動きでした。上値は5月2日,5月5日,5月14日との105円半ばで切り下がっており,一方,下値は5月11日,5月12日,5月22日の102円半ばを切り上がっており,ペナントを形成しています。この状況が変わるには,指標によって106円をブレイクするか明確に101円台まで下落する必要があります。ただ下放れしても日足の一目均衡の雲は結構厚いので,101円台には残りそうですね。



ユーロドルは,原油高に乗じて先週木曜日に1.5813ドルまで上昇しましたが,そこからは急速に勢いをなくしました。上値は今週も1.58ドル台に幅広く抵抗帯があり,1.59ドルを越えるまでは上昇の勢いには限りがあるでしょう。下値は1.56ドルあたりに一目均衡の雲の下限があるので,指標によって明確に抜けない場合はサポート継続と思えます。目下ロングとショートの均衡点は1.55ドルあたりにあり,ほんの少しロングの勢いが増している状況です。原油高との正の相関がこれからも続くかどうかを今後も注目したいと思います。



ドルスイスは,先週1.05フラン台から1.02フラン台まで約300PIPS近く下落しました。現在は日足の一目均衡の雲の中に突入しており,65日移動平均の1.0210フランがサポートレベルにもなっているようです。上値は1.04フラン台が幅広い抵抗帯ですので,1.05フランになるまで上昇の勢いはつきません。下値はサポートを割っても1.01フラン台で何とか止まるだろうと見ています。

昨年以来,ドル円と相似形のチャートになることが良く見られますが,ドル円と同じく今週の指標待ちの状況です。レンジの狭さが一番はっきりしているドル円がブレイクするかどうか,そしてそれに連鎖してドルスイスが同じ動きをするかどうかに注目したいところです。

日本のブログの現状について

このエントリは相場とも経済とも関係ないですが・・・

今週末,福島中央テレビのHPに出ている大野修アナのブログが他人のブログの内容を相当量盗用していることがわかり,会社は平謝り&新聞報道にも出てしまいました。

福島中央テレビ:男性アナ、局HPコラムでブログを盗用

盗用回数もひどくて
【ぐっちーさん】
藤川あああ!!
投資銀行からSWFへ
日本ブランド

【踏み上げ太郎さん】
アメリカで最初のマンガで描かれたビジネス書 そして学生が読むべき唯一のキャリア・ガイド

など,その他にもたくさんあるようです。

著作権の問題は一番大きな問題としてありますが,それだけでなく,
1.(盗用して)他人と同じ文章を書いてそれで同じ経験や考え方をしたようになるのかという問題
2.ブログで発信することよりアクセスを増やすことに重点を置いた日本のブログの風潮の問題
があると思います。

1はやっぱり,ネットで自分の意見や経験を発表するのは固有の考え方や自己体験に対して感じたことがあるから発信するのだと思うのですが,他人の文章をそのまま真似る(パクる)というのはそういう自分発のユニークさが無いわけです。なんか他人の相場観をそのまま鵜呑みにして,投資するのに似ていますが,後に残るものは何なんだと問いたいと思います。

2は日本のブログの根源的な問題です。本来,個人のブログとは他人とは異なるユニークな意見や情報を発信するところに目的があるわけです。ところが,アクセスランキングを目標にしているブログやサイトがいかに多いことか…もちろん,アクセスが多ければ励みになりますし,もともとアフィリエイトが目的のブログやサイトもありますからすべての場合には当てはまらないでしょう。でも,Googleで検索して同じ内容のサイトが多数見つかったときにはネット資源を無駄にしているというかガックリきますよ。これではいくら日本語のブログが一番多いと言ってもその質についてはまったく情けないとしか言いようがありません。

世界中のブログで使われている言語は日本語が一番多い
「日本のブログ、4割がスパム」――ニフティが新技術で分析

本ブログも,もちろん他の専門家の意見から触発されたり,気づかされたことを元にブログのエントリを起こすことがありますが,
■ 投資に関するアイディアやヒント
■ 自分で調査した定量的なデータ
■ 報道された事実に対する所感
などには,今後ともそのオリジナリティを保つように細心の注意を払いたいと思っています。

というか,そうでなければなぜブログなど書くのさ?

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Appendix

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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