EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

フィラデルフィア連銀景況指数の00-02トレース



昨日発表されたフィラデルフィア連銀景況指数は,-24.9ととても悪い数字でした。製造業関連の同種の指標としては,NY連銀製造業景況指数やISM製造業景気指数がありますが,マーケットでの重要度は,NY連銀製造業景況指数より高くてISM製造業景気指数よりは低い感じです。ただし,翌月初旬に発表されるISM製造業景気指数よりなんとなく速報性は高い気がします。

あまり悪かったので,過去データと付きあわせてみたところ,昨年8月から今年4月にかけての指標の動きが,2000年8月から2001年4月にかけての動きととてもよく似ているのでした。図に2000年8月から2002年7月までのGAC(景況指数:Current Activity Index)データと,2007年8月から2008年4月までのGACデータを重ねてみました。摘要は,

赤色の△ドット線:2000年8月から2002年7月までのGAC
橙色の△ドット線:2007年8月から2008年4月までのGACです。

また,あわせてS&P500のトレースも加えてみました。摘要は,

青色の◇ドット線:2000年8月から2002年7月までのS&P500
水色の◇ドット線:2007年8月から2008年4月までのS&P500(ただし,4月分は月末のレートではない)です。

年初から4ヶ月連続で大きくマイナスのところとかはそっくりでしょう。2000年のケースでは,2ヶ月連続して景況指数がプラスになるまでは景気回復に関して油断ができないことがわかります。

また,S&P500のほうは2000年からのケースと比べて平均で10%程度下落が少ないのがやや救いですが,2000年からのケースでは1500ドル台から2001年の4,5月にかけていったん反転するものの最終的に2年かけて900ドル台まで下落しているのは大変不気味です。

ということで,米国株式に関してグロース株を探すなどと景気のいいことを前回のエントリで書きましたが,5,6月に急落しないことを確認するまでは安心できないというのが現実です。

「どちら様もシートベルトをお閉めください。」
"Fasten Your Seatbelt"


追記:
2001年のこのハイテクバブル崩壊時のケースには,日本総合研究所調査部から年初にこういうレポートが出ています。
2001年の米国経済〜バンピー・ランディングの公算大〜
2008年と比較すると面白いかもしれません。

今後の方針

【為替の方針】
■ 原油価格低下をドル反転の先行指標とする。つまり,商品市場への資金の流れが逆転すれば,それが通貨への資金の流入と一致すると予想している。
■ ドルスイスの下値の切り上げには中長期的に特に注目している。
■ ポンド暴落にはいたっていないので,ポンドドル・ポンド円は引き続きシステムトレードに任せる。

【NY株式市場および個別株】
■ 徐々に株のバーゲン価格はなくなっていくので,バリュー株からグロース株へ目の付け所を変えないといけない。VIX指数は,おそらく24を越えるような信用不安も過ぎ去ったと思われるので,NY株式の逆張りに使う有効度は以前より減少している。
■ MBIは16ドルまではホールドの予定
■ BVNは82ドルあたりでいったん利益確定する予定
■ GEを31ドル台で指値中(ショックの時には買い損ねた)
■ CTSHを28ドル台で指値中(一応ハイテクなので今週まで買う勇気がなかった)

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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