EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

指標にあわせた戦い方

今晩の米雇用統計は,「水曜日のADPが予想より良かったので悪くはないのでは」という市場の見方がありますが,こういう時には,ネガティブ・サプライズ,ポジティブ・サプライズで乱高下することがありますので,自分なりのストーリーを考えてみることが大切です。

たとえば,ユーロドルは現在,1.57ドルをちょっと越えたところです。

【ネガティブ・サプライズ:1.58ドルまで達すると仮定する】
ドルの先行きを心配してはいない→1.58ドル付近で指値の戻り売り
ドルの先行きはまだまだ不安だ→1.5750ドル付近で逆指値のロング

【ポジティブ・サプライズ:1.56ドルを再度割ると仮定する】
ドルの先行きを心配してはいない→1.5650ドル付近で逆指値のショート
ドルの先行きはまだまだ不安だ→1.56ドル付近で指値の押し目買い

全部の可能性にポジションを取る事はできませんが,一番自分で想定できるストーリーに対してポジションを取ります。ただし,指標と共に動くときは指値より逆指値(エントリできなかったらノーポジション)のほうがやけどは少ないでしょう。

指標にあわせた仕掛けのときは,ポジションがアゲンストになったらすぐ手仕舞いましょう。一方,利益が出始めても,結果的に上記のアゲンストと同じ場所で手仕舞いすることまで想定してポジションを我慢してキープし,利を伸ばしていくのです。

バーナンキ議長の議会証言2



やっぱり,2日目の上院の専門委員会のほうが,議員とのやり取りは生々しいですね。
(昨日のはBefore the Joint Economic Committee, U.S. Congressで,今日のはBefore the Committee on Banking, Housing, and Urban Affairs, U.S. Senateでした。)

エントリタイトルと異なり,今晩はNY連銀総裁やJPモルガンCEOやベア・スターンズCEOのほうが主役です。

バーナンキだけでなく,
FRBのNY連銀総裁:
Timothy F. Geithner , President, Federal Reserve Bank of New York

SEC委員長:
Christopher Cox , Chairman, Securities and Exchange Commission

財務省国内金融担当財務次官:
Robert Steel , Under Secretary of Treasury for Domestic Finance, Department of the Treasury
(ゴールドマン・サックスの元副会長!長官のヘンリー・ポールソンは中国にお金を無心に…)

当事者としてJPモルガンとベア・スターンズのCEO:
James Dimon , Chairman and Chief Executive Officer, JP Morgan Chase
Alan D. Schwartz , President and Chief Executive Officer, The Bear Sterns Companies, Inc.

を召喚しました。

米国当局(FRB,財務省,議会)は,徹底的にディスクローズすることによって,日本の二の舞になることを避けようとしていると思います。さらに,第2のベア・スターンズ社が出てきたら,(たとえ税金を投入しても)同じ行動基準で断固として行動することを全国民に納得させるための儀式をやっているのでしょう。
証言の本文だけはFRBのサイトのここからも読むことができます。

ちなみに,米金融史においてJPモルガン・チェースは感謝されすぎてもされすぎることはない存在となるのではないでしょうか。

追記05:44:
今回の証言で明言されたこと・わかったことなど
■ ベア・スターンズの買収金額にFEDは関与していない
■ ベア・スターンズの資本構成は毀損していなかったが,意図的なおそらく欧州方面からの悪いうわさで信用不安が起きた
■ FEDはベア・スターンズ関連の貸付を焦げ付かせることなく回収できる見込みである
■ FEDは税金を投入して米国の金融システムと経済システムを守ったのであって,ウォール街の限られた人間を救済したのではない
■ NY連銀とJPモルガンとベア・スターンズは対策協議のために朝の5時からのミーティングに参加することもあった
■ 昨年の8月から信用不安に関するうわさが絶えなかったが,3月10日の週にそれがピークに達した
■ 3月13日の夕方,NY連銀はSEC,財務省,FRB理事会とのカンファレンスコールに応じ,席上SECからもはやベア・スターンズは来週の月曜日には破産するしかない状況だと報告を受けた
■ JPモルガンは自社だけでベア・スターンズの救済を引き受けることに懸念を表明したので,最初の$1BillionだけJPモルガンが責任を持ち,$29Billionの残りはFEDが引き受けると決定した
■ ベア・スターンズが最初から自社でディスカウント・ウィンドウを利用できる立場にいたとしたら,このような救済スキームは必要なかったかもしれない
■ SEC委員長は,今後SECが投資銀行の監督業務を恒久的に行うのが望ましいと発言した

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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