EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

バフェットは東京海上の上を行く

Buffett Offers to Assume Muni Liabilities of Insurers (Update3)

これを見ると,ウォーレン・バフェットはサブプライム関連債券以外を再保証すると言っているわけですが,これで地方債は救われますし,デフォルトの危機が去ってMBIAやAmbacの株は現在の割安すぎる市場価格から調整がなされるでしょう。(私も半分売った残りの株がどこまで上がるか楽しみです。)

でも言いたいことはそういうことではなくて,今回のオファーでバフェットは東京海上の再保証業務とまったく同じことをやっているのでしょうけど,まんべんなくではなくサブプライム関連をはずして保証する点がさらに上を行っているということです。さすが,キャッシュリッチな会社にしかできない有利な条件交渉ですが,当事者や金融機関の責任問題を声高に叫んでいた本人らしく,あくまでサブプライム関連の損失は保証の範囲からはずしました。

さらに感心しているのは,バフェットは,CDOやABSの毀損で,その他の地方債などの再保証が履行されなかったときの米国経済のダメージおよび長い目で見た自分の会社の利益喪失のことも考えていることです。つまり,再保証による目先の利回りもきっちり確保しているだけではなく,彼の今回の投資は,あたかも米国の金融システムそのものを買ったも同然で,彼のポリシーからすればそれを売ることはないという誰からも感謝される愛国宣言をしたに等しいのです。こういうところが,これからドル資産は全部売るぞと宣言している某投資家とは1枚も2枚も上を行っています。

さて,明日は東京海上(ミレアホールディング)を始めとする保険株は連れ高かなあ。

2/13午後追記:
グラさんが,ここで,バフェットの提案を受け入れた後の資本額を計算してくれています。モノライン各社にとってはうれしくない提案でしょうが,米国の金融システムにとっては金融保証制度が残ることが大事であって,既存のモノライン各社の利益がバークシャー社の利益にとって代わっても一向に構わないくらいの気持ちでしょうね。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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