EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

究極の選択

ここで,究極の選択の問題を出すことにします。

Q:あなたは,モノライン(金融保証会社)のMBIA(MBI:NYSE)かAmbac(ABK:NYSE)のどちらかを手持ち資金で買わねばなりません。どちらもサブプライムローンなどの資産担保証券のデフォルト時の保証をしている会社です。あなたならどちらを買いますか。また,その根拠(ファンダメンタルでもテクニカルでも構いません)を挙げてください。残念ながらどちらも買わないという選択や空売りの選択は無いとします。

MBIAの決算発表が1月31日ですので,できれば今週中にコメントでこのゲームの回答をしてください。究極の選択なのでどれが正しいというものはないと思います。このゲームの趣旨は誰もが自分と異なる投資の視点を見つけて今後の参考にするというものです。新しい視点や人一倍の緻密さなどいろいろな特徴のある異なった回答を希望します。コメントでもメール(回答が長い場合など)でもどちらでも構いません。

参考資料:
モノライン保険業界の概要
http://www.dbj.go.jp/japanese/download/br_report/ny/86.pdf

MBIAストラクチャードファイナンスのページ
http://www.mbia.com/strufin/strufin_overview.html
※および同社のIRのページもご覧ください。

Ambacグローバルストラクチャードファイナンスのページ
http://www.ambac.com/gsf.html
※および同社のIRのページもご覧ください。

金融情報誌バロンズの記事:MBIA: Priced for Catastrophe
http://online.barrons.com/article/SB120071150488302379.html

1/27以降〆切後に追記予定(企画倒れにならなかった場合に限る):

自分の取引スタイルは確立していますか

年初からしばらくリスク回避のための円高局面が続き,株式市場もニュースに踊らされて一喜一憂している難しい相場です。今ポジションのある人も無い人も,2008年の取引を成功裏に終わらせるために為替相場に対する長期・短期の姿勢を点検しておきたいと思います。

■長期取引の特徴
長期取引で一度売買したら,そのままにしたいという人は多いかもしれません。一見楽に見えて実は長期取引は難しいです。こういう人は,通貨の大まかな割安・割高の流れをうまく掴むことが大切です。天井で売り,底で買いができなくても大きな流れに乗るためには,現状を追認するような売買の方向ではなく,半年後を想像しなければならず本当は難しいのです。加えてそういう予想は当たらないことが多いので,この種の長期トレンドフォロー戦略では,結構なドローダウン(含み益のマイナス方向への減少)を生み出しますので,相応の含み損を一時的に抱えることも想定内である必要があります。具体的に言うと,この戦略をとる人はドル円で言えば,5円ぐらいアゲンストになっても十分耐える必要がありますし,耐えるからには15円程度の利幅も目指さないといけません。(ただし,マイナススワップになる売買ですと長期にわたってのポジション保持は利益の目減りを生み出すのでこの限りではありません。)すなわち,長期保持はマーケットへの参入時間が長いのですからそれだけリスクが高くなります。ですから長期取引であればあるほどレバレッジは小さく(総資金に対するポジションサイズを限定的に)します。ちまたにあふれるFXブログの中には,長期取引を目指しているのに損切りの機会が多すぎて利益を蝕んでいる例も見受けられます。含み損が耐えられないくらいにポジションサイズを大きくしてはいけません。

■中短期取引の特徴
中短期の取引のくくりで分けたのは,長期取引はあまり売買タイミングを考えることなく,経済のファンダメンタルを考慮した通貨の強さで取引を行うのに対し,中期取引になると将来の利幅が長期取引ほど望めないので,マーケットに参入する時点である程度の利幅を確保するような売買タイミングを必要とするからです。中期から短期になるほどこの売買タイミングの正確さはシビアであり,経済のファンダメンタル分析より為替レートのテクニカル分析の要素が強くなります。また,将来獲得するであろう利幅も狭いので,損切りも相応の小さな範囲で行う必要があります。中期から短期に移行し場合によってはそしてデイトレードまでを行う状況なら,なんらかの売買シグナルかサポート・レジスタンスラインをリアルタイムに表示させる手段を持たないとただのギャンブルであることも申し添えておきます。さらに,超短期取引の例外として,経済指標の発表に連動して一瞬で取引し,手仕舞いも行うという方法もありますが,指標発表時にいつもPCの画面を見ていられる人は限定されていますし,マウスクリックによる条件反射の世界ですので,万人にお勧めの方法ではありません。

私が週足で予測しているのは,どちらかというと中短期のスイングトレードを考えるのに向いていますが,こういう分析をするには,やはり人の受け売りではなくチャートを読める訓練とできれば自分でシグナルを作れるだけのある程度のプログラミングスキルを身につけたほうが自信を持ってマーケットに向かえます。一方,ドル円を3年間買い持ちしたいならそんなチャートは無用ですよね。自分で円高だと思ったらレバレッジを大きくせずに黙って買えばいいわけです。

皆さんはどちらの取引が自分に向いているとお考えでしょうか。最初は両方やってみて,自分にあった方法・得意な方法を見つけていけばよいでしょう。でも,いったん長期か中短期か決めたなら,それぞれの戦略に合わない行動は慎まないといけません。例えば,長期取引で耐えられない以上にポジションサイズを大きくするとか,短期取引で売買シグナルを使用しないで勘に頼る(もちろん,その方面の天才がいましてそういう人は例外ですが…),短期取引で含み損を抱えたので損切りせずにそのまま長期取引に移行するなどが上げられます。こういう一貫しない戦略では,トレードの腕は上がりません。

最後に今の相場ではそれぞれの戦略を取る人はどういう対処をするでしょうか。ちょっと想像して見ましょう。

■長期取引:(ドル円を例とすると)もう少し円高が進むかドルが反転するまで様子を見る。今のレートはいかにも中途半端なので休んでいる。通貨の長期的な動向を予測するためには,英語のニュースやブログも含めてあらゆるメディアを利用したいと思っている。
■中期取引:スイングトレーダーにとっては,サポート・レジスタンスラインでの逆張りが利益の源泉なので,相応のチャート分析ツールを使用している。ライン近くで指値を使用することもあるが,ラインをブレイクアウトしたら必ず損切りする。本来なら,ブレイクアウトで逆指値を使いたいが昨今の不安定な相場では騙しにあいやすいので自粛中である。
■短期取引:今の日替わり相場は短期トレードのためにはもっとも都合が良い。サポート・レジスタンスラインより,売買シグナルに基づいた成行エントリが多い。日足以外でのシグナルは寝ている時間帯に出ることもあるので,できればシステムトレードが望ましい。損切り幅はいつも利幅との比で考えるようにしている。超短期の場合はニュースなどには興味が無い人もいて英語はできなくても良い。

自分なりの方法に絶対はないのですが,大体の典型的なスタイルがつかめるのではないかと思います。そして,自分にあったスタイルはどれかわかったなら,必要なスキルもわかりますからその方面の勉強も一生懸命しましょう。最後に物を言うのは自分の確立されたスタイルですから。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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