円高再来でポンド円のレンジ相場は終了

正月番組を見ている間に,NY市場が開きましてポンド円がいつのまにか220円台を通り越して,216円台です。年末の28日には226円を記録していたのにですよ。(図1)
薄商いの相場のいやらしいところで,中長期のトレンドフォーロー系のテクニカルでは大きくドローダウンを喫する局面です。
唯一短期のブレイクアウト系のシステムトレードだと反転にすばやくついていけます。休んでいてもポジションを取ってくれるのはありがたいのですが…こちらのブログにグラフをアップする間もなく,ポジションを閉じていたりしますので,休み中は特に更新の方が追いつきません。

これはもちろんドル円の下落が大きく関係しています。109円台の半ばまで落ちてきているのでさもありなんです。(図2)
株式市場の下落も原油の上昇もみんな巻き込んで,円高の再来です。こういうときは,理由をつけることすら意味がないですね。この日記を書いている1月2日から3日にかけての時点では,円>フラン>ユーロ>ドル>ポンドという強さの序列ができています。
2008年も波乱の幕開けで始まりました。