EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

異例なメリル・リンチの4Q決算前状況



踏み上げ太郎さんが[関連したBlog]で,どうもメリル・リンチの資本増強の相手としてはDSAが相当不可解だとおっしゃっていましたが,メリル・リンチの次回決算については,相当異例の事が続いているのだと思います。

■ まずメリル・リンチの第4四半期決算は,通常一月半ばに計画されているのですが,ここには,1月1日現在(半月前でも),
Upcoming Events
Details on upcoming events are not yet available.

の状態が続いていること

■ テマセクとDSAからの資本注入だけでは十分じゃなくて,

Merrill in talks for bigger boost to capital: report

という,別の中国や中東の出資先を(絶望的に)探しているニュースが飛び交っていること

■ ここのXLSファイルの最後のシートを見ると(図参照)

2006年3Q以来,短期借り入れが連続して増加しており,2007年3Qにはさらに大幅に増加していて,その中にはおそらくオンバランス化されたABCPなどもあって,きっと借り換えに苦労しているだろうと思われる点。

などが挙げられます。

ちなみに,昨年は1月18日には揚々と2006年のトータルの決算発表をしていたんですがねえ・・・

【1月5日追記】
ようやく,2007年の決算発表は2008年1月17日になされるとのメリルの公式発表あり。

ドル円・ユーロドル・ドルスイス+ポンドの今週の展望



一週間お休みしている間に,先週の後半にレートが大きく動きました。薄商いに加え,ブット元首相の暗殺などから連想されるテロへの不安増大により,円高・ユーロ高が進行しています。米国がテロリストの最重要ターゲットであることは紛れもないからです。では,先週の予測と共に展望を更新していきましょう。

ドル円は,

>下値は113円直下および112.10円あたりの2段サポートで守られ,これらを割っていくのは難しいと思います。

と言っていましたが,2段サポートの2段目も危うくなっています。次のポイントは週足での12月2日の週の始値111.68円を明確に割るかどうかです。ただし,地政学的リスクとかテロへの不安というのはたいてい一時的なものに終わるので,111円台は底堅いと個人的には思います。上値は113円台まで行くのがやっとで114円台は大変遠いです。また,3日のADP雇用統計,4日の非農業雇用者数の発表によるイベントリスクには注意が必要です。



ユーロドルは,

>上値は1.44ドル前半のレジスタンスが強いのであまり上昇は見込めません。下値は現在の1.43ドル台をキープできるかどうかにかかっていると思います。

これは大ハズレです。1.47ドル台は正直想定していませんでした。焦点は,日足で12月12,13日にショートした人たちが市場に戻ってきたときに,自分たちのポジション(多くは1.47ドル台前半)を投げずにどこまで踏ん張るかです。また,現在は12月5日に日足で大きく売り込んだ人たちも投げてはいませんので,踏み上げは生じていませんが,1月2日以降の3日間の動きに注意しましょう。一方,下値は1.45ドルがもう一度サポートラインになります。



ドルスイスは,

>下値も1.15フランと1.13フランの2段サポートが堅くて,ドル円と同じく大きな値動きは期待できないと思います。

と書きましたが,これも大ハズレで2段サポートは下にブレイクされました。現在は,1.12フラン前半の日足の一目均衡の雲の中にありますので,1.11フラン半ばのサポートラインが守られるかどうかが焦点です。上値は,1.13フラン後半がレジスタンスラインとなるでしょう。ドル円の上値が重くなったように,ドルスイスの上値もしばらくは重くなるでしょう。



ポンドドルは,

>(上値は)少なくとも1.99ドル台では強い抵抗にあい失速が予想されます。一方,下値は1.97ドル後半のサポートを下抜けするかどうかに注目します。

と書きましたが,(いったんは2.00ドルを越えたものの)上値は2.00ドル手前で予想通りに強い抵抗にあっています。また,下値も1.97ドル後半のサポートを下抜けするかどうかにかかっており,予測に変化はありません。2週連続であまり変化がないというのは,この間のポンドとドルの相対的強さには変化がないということです。確かに,クリスマス前にポンドのロングポジションはほとんど整理されていましたから新たなポジションテイクは無かったのだろうと推測します。



ポンド円は,

>それでレンジ幅としては223円〜228円ぐらいが妥当な予想範囲だと考えます。

と書きましたが,ドル円が想定の限界あたりまで下落し,ポンドドルが想定内であったので,ポンド円も想定の下限をキープしています。当然,今週もレンジ幅としては223円〜228円の予想をキープします。しかし,ポンドドルに動意が少ないとすると,ドル円が111円をキープできるかどうかがこのレンジ幅の継続のための鍵となります。

欧州・米国では,クリスマス休暇とは異なり,2008年の新年は1月2日から開いています。ポジションのある人は注目していきましょう。

それでは,今年もあと8時間あまりとなりました。皆さん,よいお年をお迎えください。

2008年1月1日追記:
謹賀新年。今年もよろしくお願いします。

一日で状況はまた変わっていますね。総じてドル安が止まりかけており,

【ドル円】111円後半で小動き
【ユーロドル】1.45-1.46ドル台まで下落
【ドルスイス】1.13フラン台を回復
【ポンドドル】2.00ドル以上から1.98ドル台まで反落
【ポンド円】ポンドドル下落の影響を受けて,レンジを下にブレイクし221円台


となっています。

トレンドがはっきりしないときに売買するのは,短期のシグナルに従ってシステムトレードする場合ぐらいしか向きません。昨日は紅白を見ながらポジった人の大変な日記も読みました。裁量トレードの場合は休みましょうね。(^_^;)

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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