EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

今週のCFTC



久しぶりのシカゴIMMの通貨ポジションです。激動の11月,12月を経過し,ロング・ショートのポジションとも減ってきた感じです。週後半のドル全面高は顕著でしたので,それらは反映されていません。

ドル円は長かったドル安傾向にようやく終わりが見えたポジションの改善で,ロングとショートの均衡したスクエアポジションに戻ってきました。週末の状況からさらにロングポジションに傾いているとも思われます。

ドルスイスは4ヶ月にわたる激しい下落からやっと反転した感じですが,ポジションの偏りはそれほどなかったことがわかります。つまり売り手はいるものの買い手がいなくてだらだら売られた状況だったということです。今後,ポジションが傾くまでには時間がかかるでしょう。一方的なドル売りはなくなりましたので,だらだら売りもだらだら買いもないでしょう。



レート的には,週末にドル円は114円台まで戻し,ポジションのスクエア状態に相応したものとなりました。112.80-114.80円を中心にブレイクする方向を模索中です。

ドルスイスは先週の上げが激しかったので,1.15フラン半ばで停滞気味です。こちらもポジションがスクエアになっていますから,すぐにトレンドが発生するわけではないようです。1.15フラン台での揉み合い相場が続きそうです。それにしても1.16フランが近づくと戻り売りがきついですね。



ユーロドルは,先週から大きくロングポジションが減少し,これまでの大きな偏りからするとずいぶんスクエアなポジションになりました。これは,1.45ドルを割った局面で多くのロンガーが利食い売りに走ったのではないかと想像できます。つまり,売りから入った人よりもそういう手仕舞い売りが大勢を占めているので,来週にかけてはいったん静かな相場になると思われます。売りの踏み上げも追撃売りも期待できないからです。

ポンドドルは,ユーロドル以上に巻き戻しがはっきりして完全に近いスクエアポジションです。火曜日の時点で2.02ドルを割りましたが,その時までにほとんどのポジションは整理されたと考えることができます。ですから,2.00ドルを割る局面では英国経済への不安なセンチメントから新たなショートが発生したと推測します。ですから,ユーロドルとは異なり,更なる下落が見込めるのではないかと考えています。

このように,ロング・ショートポジションが偏った状況からスクエアになる瞬間のIMM通貨ポジションは,あるレートでの売買が新規か手仕舞いかを推測するのに役立ちます。ずっとポジションがスクエアな通貨ペアには役立ちませんけどね。約一ヶ月半ぶりにCFTCのデータをアップしようとしたのはそういう意図からです。

2007年11月YTDヘッジファンド成績



11月は株安,ドル安の影響がはっきり出た月でした。年初来の成績が悪いのでグラフにはありませんが,月間で一番成績が良かったのはショートバイアス戦略でひたすら売りから入った人たちです。それと意味もなくテクノロジーセクターの銘柄が売られてその方面のファンドの成績は大きく落ち込みました。また,オプションの人たちはコールを売って順調に収益を上げたようです。

1.モーゲージ組成ファンド 27.42% (さすがに利食いに走ったか若干戻す)
2.エマージング市場ファンド 19.65% (第2位は指定席で11月の影響薄)
3.エネルギーセクターファンド 13.23% (エネルギー相場も影響を受けました)
4.オプション戦略ファンド 12.86% (月間トップパフォーマーの一つで4位に)
5.テクノロジーセクターファンド 12.65% (最大の落ち込みで3位から転落)
6.ヘルスケアセクターファンド 11.05% (ディフェンシブ銘柄らしく落ち込まないで6位に)
7.ロング&ショート戦略ファンド 10.96% (アップというより持ちこたえた感じ)
8.ロングオンリー戦略ファンド 9.42% (当然痛手をこうむりました)
9.企業買収ファンド 6.34% (いくらかは買収案件がご破算になったか) 
10.ファイナンスセクターファンド −4.43% (追い討ちをかけるような決算発表にやられた)

引き続き,第2位相当のBRICS関連の投信・ETF・ADRがねらい目です。いわれてみればなるほどと思いますが,高値掴みにならないようにどこかの調整時点を待ちたいものです。

米11月個人消費は大幅増

Consumer Spending in U.S. Rises More Than Forecast (Update2)

「サブプライム問題とかクレジットクランチの影響ないですか」と訊かれても,たぶん「うちはもう家のローン払っちゃったしなあ,それに金融機関に勤めているわけではないので,あまり実感わかないよ」と答える人たちが,Black FridayとCyber Mondayを中心に買いあさった結果がこれです。

米11月個人消費 1.1% [予測値0.7%,前月0.4%]
米11月個人所得 0.4% [予測値0.5%,前月0.2%]


たぶんに最近のインフレの影響によるかさ上げもありますが,米国の消費は落ちませんねえ。
一方,日銀の福井総裁は12月月報で『わが国の景気は、住宅投資の落ち込みなどから減速しているとみられるが、基調としては緩やかに拡大している。』と事実上の白旗宣言です。利上げも遠のいて,今晩はドル円が上がらないはずはありません。

ドルロンガーにも米国株式市場にも,今日はビッグなクリスマスプレゼントが贈られたようです。(^_^;)

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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