EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

11月中旬より3MLIBOR急上昇



図は2007年のドルの3M LIBORですが,8月のクレジットクランチ爆発で大きく上昇しました。そして,9月のFOMCで利下げ期待が高まるとLIBORは下がり始め,実際に利下げされると下げ止まりました。また,10月のFOMCの決定時でも同じようなことが起きています。

ところが,11月中旬からLIBORはもう一度上昇しているんです。そして12月11日にFOMCで利下げしてもLIBORにほとんど変化がないという異常事態になっています。(25BPしか政策金利の差がないユーロとドルのLIBORの差を確認してください。)

欧州では今とにかくドル・ショート(不足の意味でセルサイドの意味ではない)が起きています。これでは,為替で短期売買を繰り返すヘッジファンドも大弱りではないかと思うのです。普通,ドルを借りてユーロを買ったファンドはポジションが良ければ持ち越すポジションもあるはずですが,12月にいざ借り替えようと思っても利息が高くなってしまっているのです。同時に,スポット市場もユーロドルが値下がりしてきて,えーい利食いしちゃえという動きが進んでいると思うのです。

つまり,
■ ドルのリパトリエーションによる実需のドル買い
■ ドルの借り換えコストの増大によるユーロ買いドル売りポジションの巻き戻し解消
■ 上記の動きに便乗した新たなユーロ売りドル買いの動き
■ LIBORの高止まり継続で,ますますドルがショートを起こすスパイラル
が複雑に絡み合ってドル高は起きています。

そこで,五カ国中央銀行が「もまえら,年越しの資金は中銀がレポで供給するから心配するなよ」と12日のTAFの登場(これでLIBORは5%を切る)となるのですが,いったんトレンドがユーロ売り・ドル買いになると,少なくとも年末はしばらく止まらないのが為替市場です。為替市場にとってカタリストはさまざまなところから来ますが,トリガーが去ってもしばらく行き過ぎた状態が続くのです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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