EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

10月米非農業部門雇用者数・失業率

U.S. Employment Probably Slowed in October as Housing Slumped
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601103&sid=aB16KNbDEZ10

今晩の発表前なので,上の記事はまだ予想です。(追記で実際の発表値を書くつもりです。)
記事には予測の内訳が書いてあり,平均やメジアンは以下の通りです。

Bloomberg Survey

FIRM Nonfarm Unemploy Manu Avg Hrly
Payroll Rate Payroll Earnings
============================================================
Number of replies 86 84 21 64
MEDIAN 85 4.7% -15 0.3%
AVERAGE 83 4.7% -15 0.3%
High Forecast 121 4.9% -5 0.4%
Low Forecast 10 4.6% -23 0.2%
Previous 110 4.7% -18 0.4%

もっと面白いのはサブプライム損失の影響を受けている投資銀行などの予測です。

Citigroup 70 4.7% n/a 0.3% :ずいぶん弱気です。
J.P. Morgan Chase 75 4.7% n/a 0.3% :ここも弱気です。
Merrill Lynch 82 4.7% n/a 0.2% :控えめです。
Morgan Stanley 100 4.7% n/a 0.3% :平均以上です。
Barclays Capital 100 4.7% n/a 0.3% :平均以上です。
Goldman Sachs 100 4.8% n/a 0.3% :平均以上です。

今週もCitiの格下げニュースなどに振り回された株式相場と為替相場でしたが,
一番SIVの問題がありそうなCitiは予測も見事に悲観的です。
こういう予想は地道な積み上げもあるのでしょうが,社内の雰囲気をいくら引きずっている可能性があります。だからこそ,コンセンサスをあらわす中央値は大切です。今回でも+10000しか増加しないという極端な予測もありますので,ばらつきの影響を取り除くためこういうときには平均値は使いません。

発表後に追記:
さて,結果は以下の通りになりました。ものの見事にアナリストの皆さんはずしてくれました。特にCitiの方々は社内センチメントに影響されすぎですね。

10月失業率 4.7%(予測値4.7%,確定値9月4.7%)
10月非農業部門雇用者数 +16.6万件(予測値+8.5万件,確定値9月+9.6万件)

ミシュキンFRB理事に注目

ブルームバーグを引用するときはあまり日本語版は参照しないのですが,ミシュキンFRB理事の人物像や評判について書いてあったので今回は特に日本語版をリンクします。

ミシュキンFRB理事は知的「パワーハウス」、発言への注目集まる
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=newsarchive&sid=abb1JNHneZjU

*** 引用始め ***

同理事が9月に行った2回の講演は、意表を突いた同月18日の0.5ポイント利下げへのヒントを最も色濃く含んでいた。同理事の講演内容は後日、米連邦公開市場委員会(FOMC)の利下げ理由の説明に反映された。

ミシュキン理事の発言はFOMC内でも重視されている。同理事は就任から1年余りで、ライル・グラムリー元FRB理事が知的「パワーハウス」と呼ぶ4人のFOMCメンバーの1人になった。コロンビア大学の経済学教授としての長い経験やニューヨーク連銀の調査ディレクターなどを務めた経歴、共同研究などでのバーナンキFRB議長との近しい関係も同理事の財産だ。

グラムリー元理事は「バーナンキ議長と近いことがミシュキン理事の強みだ」と話す。他のパワーハウスはバーナンキ議長とコーンFRB副議長、イエレン・サンフラシスコ連銀総裁だ。

*** 引用終わり ***


英語版の原文はもっと長くて,母校のコロンビア・ビジネス・スクールに呼び戻されそうだとか,FRBスタッフの雇用と離職に関して大きな権限があるとか,非公式コミュニケーションが得意だとか,理論家というより実務家だとか,あと関係ないですがヨットマンであるとかいろいろ書いています。

日本で言えば,日銀副総裁クラスなんでしょう。「ああ,また*野が騒いでる」と軽く受け流せる審議委員レベルではありませんよ。ミシュキンの講演はどこで話されようとバーナンキFRB議長についで注目です。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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