EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

ドル円・ユーロドル・ドルスイスの今週の展望[追記あり]



ドル円はいろいろ変動した今週でしたが,下値は113円台,上値は116円の後半で力尽きた週でした。週足では結局陰線で,上昇意欲は感じられず115円から116円台での持ち合いを続けています。CFTCのポジションでもお伝えしたとおり,ロングとショートのポジションが均衡しているので,このような持合いはドルスイスのようにしばらく続くかもしれません。

ただし,他のクロス円と比べてドルが弱いため,円高になったときのトレンド変換が顕著に現れると思います。このレートではロングもショートも推奨できません。ブレイクアウトする方向についていくイベントドリブンの対応でよいでしょう。

なお,月曜日はレイバーデーで北米市場がお休みです。月曜日のロンドン市場が開いてそのトレンドが火曜日に続くとすると,魔の火曜日でのドルの底力が試されます。さらに,週後半は8月の米失業率・非農業部門雇用者数などが,信用収縮の実体経済への影響度を図る材料となるでしょう。



ユーロドルにとっては,今週の陰線もほどよい押し目拾いに貢献したといえるのでないでしょうか。1.35ドル台でロングを取れたとしたらとてもよいですね。もちろん,不安定な相場では長くポジションを持つべきではないでしょう。

月曜日の北米市場がお休みの場合,月曜日のロンドン市場が開いてすぐに欧州通貨が買われだすことが結構あります。そうなると,月曜・火曜はユーロが強く,水曜にドルが少し戻して木曜日に突入する感じでしょうか。

続けて,木曜日にはBOEおよびECBの政策金利発表があります。どちらも利上げせず据え置いて信用収縮の様子を見るのではないかと思いますが,サプライズがおきるならポンドもユーロも再び上昇するでしょう。ロングポジションがある場合でも水曜日にいったん手仕舞いたいです。ノーポジションのあと,週後半の政策金利発表後に流れに乗るようにします。



ドルスイスにとっては,今週は1.196スイスの底を確認し,再び1.20台の後半で週末を迎えた安定した一週間でした。今週も相変わらずレンジ相場の脱出はできないように思えます。

月曜日に8月SVME購買部協会景気指数,火曜日にスイス第2四半期GDP,木曜日に8月失業率の発表がありますが,ロンドン市場が開いたあとのユーロ圏の指標や政策金利に影響されるので,月曜以外は早めに発表される意味があまり無いかもしれません。

逆張りするなら,1.2120にストップ,1.2090ショートの指値か,1.1950にストップで,1.1990ロングの指値などで典型的なレンジ相場の戦い方にします。



[追記]
以下には,ドルスイスだけ日足を追加してみました。レンジ相場と言っても,日足では現在7日,21日移動平均線の上を上昇して,一目均衡表の下がってきた雲に突入してきたところですので,目先上昇局面を見ています。

雲の厚い期間は短いので,65日移動平均線を順調に越えてくるなら,雲を上に突き抜ける可能性も十分考えられます。一方,時期を逸すると雲の中でのもみ合いの後,力尽きて再度下落する心配もあります。1.2115あたりをいつまともに越えてくるかが注目されます。

マーケットはFFレート据え置きを織り込むべき



ブルームバーグの下のリンクでは,FEDのMishkinの書簡の内容が説明されています。

Mishkin Says Banking System Can Cope With `Stressful' Markets

その中で,明言していることの一つはよっぽど悪い経済指標が出ない限り,9月の利下げはないと言うことです。

Mishkin wrote in his paper that policy makers should avoid setting interest rates according to swings in the housing market and respond ``only to the extent that they have foreseeable effects on inflation and employment.'' That reflects the consensus of Fed officials, including Bernanke, Mishkin's former academic research partner.

書簡の中で書かれているのは,政策決定者は住宅市場のスイングにしたがって政策金利を決定するのを避けるべきで,「それらがインフレや雇用に予測可能な影響を及ぼすほどの事態の進展がある場合にのみ」反応すべきである。これはFED公式のコンセンサスを反映しているとのことです。

9月18日の次回のFOMCに向けて,マーケットはFF金利の据え置きをある程度織り込まないといけないでしょう。逆に利下げを織り込みすぎると,据え置きの場合の株式市場の五寸釘(猛烈な下落)も覚悟しないといけません。当然そうなれば,為替市場にも大きな影響を及ぼすでしょう。

FEDも間違ったサインを送ることはしたくないため,FOMCのブラックアウト前には,この手のコメントをさかんに発すると思われます。経済指標だけでなくFED要人の発言にも注目の9月となりそうです。

なお,Mishkinの経歴はここです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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