EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

動く通貨ペアと動かない通貨ペア



この24時間ぐらいポンド円は非常に大きく上下に変動しましたが,ドルスイスはあまり大きな変動はしませんでした。ドルスイスが動きづらいのはポジションが均衡していることもありますが,これらの通貨ペアを別の主要通貨ペアの掛け算であらわして考えてみます。

まずポンド円をポンドドルおよびドル円というドルストレートの通貨に分解して,これまでの24時間分(8/28 16:00 GMT+1から8/29 16:00 GMT+1まで)プロットしてみました。(図1)

現在構築されているポジションの観点から言うと,ポンドドルではポンドからドルに,ドル円ではドルから円にリスク回避の(青のブロック矢印の方向に)巻き戻しが起きます。そして,今日になって(ピンクのブロック矢印の方向に)巻き戻しの修正が入りました。

つまり,ポンドドルとドル円はリスク回避とリスクポジションの動きにおいて正の相関関係を持っているのです。だから,それらの掛け算であるポンド円は一番値動きが強烈なのでした。



次はドルスイスをドルユーロ(通常のレートの逆数)およびユーロスイスという通貨に分解して,これまでの24時間分(8/28 16:00 GMT+1から8/29 16:00 GMT+1まで)プロットしてみました。(図2)

現在構築されているポジションの観点から言うと,ドルユーロではユーロからドルに,ユーロスイスではユーロからスイスにリスク回避の(青のブロック矢印の方向に)巻き戻しが起きます。そして,今日になって(ピンクのブロック矢印の方向に)巻き戻しの修正が入りました。

つまり,ドルユーロとユーロスイスはリスク回避とリスクポジションの動きにおいて負の相関関係を持っているのです。だから,それらの掛け算であるドルスイスはあまり値動きが生じないのです。

わざわざ計算するまでもなく,ドルスイスは,(ユーロに対しての)ドルもスイスもリスク回避の際に買い戻される通貨だったので相殺されて動かないともいえます。一方,ポンド円は,ポンドはリスク回避の際に売られる通貨である一方,円は買い戻される通貨なので,変動に対してヘッジになるどころかこちらはさらに大きく動くのです。

感覚的にわかっていることでもこのように定量的に理解したいものです。

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管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。もう一つのシステムトレードのブログはこちらです。

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