EURO SELLERの為替・投資戦略ブログ

2005年6月の欧州憲法否決の際にユーロを売りまくった管理人の【新】為替・投資日記ブログです。くれぐれも投資行動は自己責任でお願いします。

2012年12月YTDヘッジファンド成績

1月の最終週になりましたので,2012年12月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。…といきたいところですが,2013年度からこのヘッジファンド成績の情報源の方針により,このブログで成績を公表できなくなりました。

思い起こせば,2007年8月に当ブログを立ち上げた頃から,毎月1回このヘッジファンド成績をEXCELでグラフ化するのが楽しみでした。その間に,リーマン・ショックもあり欧州金融危機もあり,もちろん日本の3.11大震災もありましたが,世界中のヘッジファンドが大なり小なりそれらの影響を受ける中で,どうやって投資方針を固め収益を上げていくのか,どのセクターに投資すれば収益が増大していくのか個人的にもワクワクしながら表を埋めたり,グラフを書いたりしました。

このエントリではもう個別のデータは公開しないのですが,彼らの戦略として重要だと思った点を3つ列挙してこのエントリを締めたいと思います。

1.突発的なイベントに対してはしっかりとポジションを巻き戻す。
アゲンストであればもちろんのこと収益を上げている時点でも,突発的で想定内と言い得ないようなイベントが起きた時には,ポジションをしっかりと巻き戻すのが良いヘッジファンドです。個人のポジションでもそのような慎重さが必要ではないでしょうか。

2.成績が一定以下のファンドはたたんで戦略転換する。
-20%とかの成績が続いたファンドは自然に淘汰されレポートされなくなりました。恥ずかしくて成績を公表できないのもあるのかもしれませんが,早めに考えを切り替えてそのファンドをたたんでしまったところもあるでしょう。あまり,失敗に囚われないで次の収益源を目指すというのが彼らの方法です。もちろん,そのような方向転換は手持ち資金がある間に遂行しないといけないので,我々も見習える点として早め早めの決断が必要です。

3.オーソドックスなファンドの戦略にまさるものなし。
突発的なイベントが起きるとオプション戦略ファンドの成績が上昇する傾向がありましたが,しばらくするとまたバリュー投資ファンド,モーゲージ組成ファンド,ロングオンリー戦略ファンドが持ち直してきます。一方,エマージング市場ファンドやファイナンスセクターファンドはイベント発生後の立ち直りが遅いです。しかし,立ち直った後は継続的に収益を上げやすいのも事実ですので機動的対応が求められます。さらに,テクノロジーセクターファンドやエネルギーセクターファンドは収益を上げやすい期間が短くかつ周期的に訪れています。これらを総合すると,バリュー投資ファンド,モーゲージ組成ファンド,ロングオンリー戦略ファンドに対する個人的信頼が上がりました。特に個人としては上記の2つの要点を心に留めてバリュー投資ファンドの精神を新たにしたいと思います。

***

5年5か月にわたって「YTDヘッジファンド成績」のエントリをお楽しみいただいた方々,どうもありがとうございました。

2012年11月YTDヘッジファンド成績

12月の最終週ですので,2012年11月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。(お休みに入ったつもりでしたが,このエントリを作っておかないとひと月分データが欠損してしまいます。)



図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。11月は前月から収益が回復しており1位のヘルスケアセクターファンドと2位のエマージング市場ファンドが3%を越える収益を計上しています。3位がロングオンリー戦略ファンド,4位がオプション戦略ファンド,5位が企業合併裁定ファンドの順となっています。先月に4%ほどのマイナス収益だったテクノロジーセクターファンドはほぼゼロ近傍まで回復していますが,ファイナンスセクターファンドとエネルギーセクターファンドが今度はマイナス収益に転落です。

次が,全セクターの11月までのYTDパフォーマンスの図2です。



19.02%:ヘルスケアセクターファンド
16.68%:モーゲージ組成ファンド
13.08%:ロングオンリー戦略ファンド
12.69%:バリュー投資ファンド
12.64%:エマージング市場ファンド

12.58%:ファイナンスセクターファンド
11.42%:ディストレスドファンド
11.03%:仕組み債非裁定ファンド
8.20%:仕組み債裁定ファンド
7.32%:オプション戦略ファンド
6.54%:転換社債裁定ファンド
6.20%:イベント主導型ファンド
6.20%:ロング&ショート戦略ファンド
5.00%:統計的裁定ファンド
4.76%:スペシャル・シチュエーションファンド
4.04%:マルチ戦略ファンド
3.24%:テクノロジーセクターファンド
3.17%:マーケットニュートラルファンド
2.21%:マクロファンド
2.17%:企業合併裁定ファンド
0.00%:資産賃貸ファンド
0.00%:スモール・マイクロ企業限定ファンド
-1.61%:エネルギーセクターファンド
-3.45%:CTA商品先物ファンド
-12.20%:ショートバイアスファンド
-18.99%:レギュレーションD限定ファンド

=====================
報告なし:資産賃貸ファンド,スモール・マイクロ企業限定ファンド

11月までのYTDの成績ではヘルスケアセクターファンドが1位を奪回し,モーゲージ組成ファンドが2位に食い込みました。ロングオンリー戦略ファンドは3位に上昇し,4位はバリュー投資ファンド,5位はエマージング市場ファンドとなっています。成績の悪い方では,10月まで3か月間の報告がなかったレギュレーションD限定ファンドが大損失を計上して,10月までダントツの最下位のショートバイアスファンド以上のマイナスとなりました。だいたいレポートを欠損しているというのは大きな損失を抱えているケースが多いですので,今月のレポートがない資産賃貸ファンドとスモール・マイクロ企業限定ファンドにも来月は異変があるのかも知れません。また上位5位までを眺めてみると,バリュー投資ファンドとロングオンリー戦略ファンドが引き続き上位を占めているので,難しく考えないでオーソドックスに投資したファンドが収益を上げたのは疑いようがない事実ですね。

2012年10月YTDヘッジファンド成績

11月の最終週ですので,2012年10月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。



図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。10月は全体に収益が下がり特にテクノロジーセクターファンドが損失を計上しています。最も成績の良いファイナンスセクターファンドでも1.74%程度の収益に過ぎず,2位がロングオンリー戦略ファンド,3位がエマージング市場ファンド,4位がロング&ショート戦略ファンド,5位がオプション戦略ファンドの順となっています。収益ゼロのモーゲージ組成ファンドは今月はまだレポートがないためにゼロ勘定です。またレギュレーションD限定ファンドもレポートがないためにゼロ勘定です。5位以下がすべて今週はマイナスになってしまい相場としては荒れた月間となりました。

次が,全セクターの10月までのYTDパフォーマンスの図2です。



13.71%:ファイナンスセクターファンド
13.46%:スモール・マイクロ企業限定ファンド
12.90%:ヘルスケアセクターファンド
12.05%:バリュー投資ファンド
11.20%:ロングオンリー戦略ファンド

10.06%:ディストレスドファンド
9.96%:仕組み債非裁定ファンド
8.84%:エマージング市場ファンド
7.46%:仕組み債裁定ファンド
6.06%:転換社債裁定ファンド
6.06%:オプション戦略ファンド
6.02%:ロング&ショート戦略ファンド
5.17%:イベント主導型ファンド
4.80%:スペシャル・シチュエーションファンド
4.53%:統計的裁定ファンド
3.63%:マルチ戦略ファンド
2.76%:テクノロジーセクターファンド
2.69%:マーケットニュートラルファンド
1.77%:マクロファンド
1.45%:企業合併裁定ファンド
0.17%:エネルギーセクターファンド
0.00%:資産賃貸ファンド
0.00%:モーゲージ組成ファンド
-3.16%:CTA商品先物ファンド
-11.75%:ショートバイアスファンド

=====================
報告なし:レギュレーションD限定ファンド

10月までのYTDの成績ではファイナンスセクターファンドが1位を奪回し,スモール・マイクロ企業限定ファンドが2位に食い込みました。ヘルスケアセクターファンドは3位に下落し,4位はバリュー投資ファンド,5位はロングオンリー戦略ファンドとなっています。なお8月・9月の報告と同じでレギュレーションD限定ファンドのYTDパフォーマンスの報告がありません。成績の悪い方では,ダントツの最下位のショートバイアスファンドに加え,金相場の急落や為替のユーロ安の影響を受けたはずのCTA商品先物ファンドがマイナスに転落です。しかし,今年の相場はバリュー投資ファンドとスモール・マイクロ企業限定ファンドとロングオンリー戦略ファンドがそろって上位を占めているので,ちゃんと選別した小型株を安値で拾っていけば収益が上げられる相場だったというのは先月の感想と同じですね。

2012年9月YTDヘッジファンド成績

10月の最終週ですので,2012年9月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。



図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。6月/7月/8月/9月と4か月続いてほぼ月の収益をイーブンに保っているのは立派です。この時期に各ファンドがディフェンシブに戦っているのは参考になります。最も成績の良いヘルスケアセクターファンドでも3.39%程度の収益です。2位がロングオンリー戦略ファンド,3位がエマージング市場ファンド,4位がテクノロジーセクターファンド,5位がエネルギーセクターファンドの順となっています。収益ゼロのモーゲージ組成ファンドは今月はまだレポートがないためにゼロ勘定です。またレギュレーションD限定ファンドもレポートがないためにゼロ勘定です。この10種類のファンドについて言えば,オプション戦略ファンドが唯一-0.03%のマイナスの収益のファンドになっています。

次が,全セクターの9月までのYTDパフォーマンスの図2です。



13.72%:ヘルスケアセクターファンド
12.05%:バリュー投資ファンド
11.76%:ファイナンスセクターファンド
10.23%:ロングオンリー戦略ファンド
8.93%:ディストレスドファンド

8.88%:仕組み債非裁定ファンド
8.77%:スモール・マイクロ企業限定ファンド
8.31%:エマージング市場ファンド
8.08%:テクノロジーセクターファンド
6.67%:仕組み債裁定ファンド
6.59%:資産賃貸ファンド
6.34%:オプション戦略ファンド
6.07%:転換社債裁定ファンド
5.57%:ロング&ショート戦略ファンド
5.13%:イベント主導型ファンド
4.25%:スペシャル・シチュエーションファンド
4.06%:統計的裁定ファンド
3.79%:マルチ戦略ファンド
2.48%:マクロファンド
2.47%:企業合併裁定ファンド
2.18%:マーケットニュートラルファンド
0.95%:エネルギーセクターファンド
0.00%:モーゲージ組成ファンド
-0.02%:CTA商品先物ファンド
-11.42%:ショートバイアスファンド

=====================
報告なし:レギュレーションD限定ファンド

9月までのYTDの成績ではヘルスケアセクターファンドが継続して1位を獲得しました。2位,3位にはバリュー投資ファンドとファイナンスセクターファンドが入り,4位はロングオンリー戦略ファンド,5位はディストレスドファンドとなっています。なお8月の報告と同じでレギュレーションD限定ファンドのYTDパフォーマンスの報告がありません。成績の悪い方では,ダントツの最下位のショートバイアスファンド以外はCTA商品先物ファンドしかマイナス収益ではなくそれすらほぼイーブンレベルですので,今年の相場はじっくり取り組めば思ったより手堅く収益を上げられる相場になったようです。

2012年8月YTDヘッジファンド成績

9月の最終週ですので,2012年8月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。



図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。8月は6月/7月に続いてほぼ月の収益をイーブンに保っています。夏枯れ相場でポジションを軽くして収益を得ない代わりに損失も被らないようにしているのかもしれません。最も成績の良いファイナンスセクターファンドでも2.35%程度の収益です。2位がロングオンリー戦略ファンド,3位がエネルギーセクターファンド,4位がオプション戦略ファンド,5位がロング&ショート戦略ファンドの順となっています。収益ゼロのモーゲージ組成ファンドは今月はまだレポートがないためにゼロ勘定です。またレギュレーションD限定ファンドもレポートがないためにゼロ勘定です。この10種類のファンドについて言えば今月もマイナスの収益のファンドがないようです。

次が,全セクターの8月までのYTDパフォーマンスの図2です。



9.99%:ヘルスケアセクターファンド
9.81%:ファイナンスセクターファンド
9.77%:バリュー投資ファンド
7.31%:ディストレスドファンド
7.28%:仕組み債非裁定ファンド

6.91%:ロングオンリー戦略ファンド
6.60%:オプション戦略ファンド
6.08%:スモール・マイクロ企業限定ファンド
5.99%:資産賃貸ファンド
5.88%:テクノロジーセクターファンド
5.70%:仕組み債裁定ファンド
5.69%:転換社債裁定ファンド
4.83%:エマージング市場ファンド
4.08%:イベント主導型ファンド
3.96%:ロング&ショート戦略ファンド
3.60%:統計的裁定ファンド
2.92%:マルチ戦略ファンド
2.41%:企業合併裁定ファンド
1.92%:スペシャル・シチュエーションファンド
1.84%:マクロファンド
1.26%:マーケットニュートラルファンド
1.08%:CTA商品先物ファンド
0.00%:モーゲージ組成ファンド
-1.00%:エネルギーセクターファンド
-8.92%:ショートバイアスファンド

=====================
報告なし:レギュレーションD限定ファンド

8月までのYTDの成績ではヘルスケアセクターファンドが連続で1位を獲得しました。2位,3位にはファイナンスセクターファンドとバリュー投資ファンドが入り,4位はディストレスドファンド,5位は仕組み債非裁定ファンドとなっています。なお7月の報告と同じでレギュレーションD限定ファンドのYTDパフォーマンスの報告がありません。成績の悪い方では,ショートバイアスファンドがダントツの最下位ですが,エネルギーセクターファンドは損失を取り返しているようです。しばらく市場のボラティリティがなくなってきている間に,唯一の例外を除くと大勝ちはしないが大負けもしないファンドの傾向がでてきたようです。

2012年7月YTDヘッジファンド成績

8月の最終週ですので,2012年7月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。



図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。7月は6月に続いて下げ相場からの回復を目指して入るもののほぼ月の収益をイーブンに保つのに苦労しています。最も成績の良いエネルギーセクターファンドでも2%程度の収益です。2位がヘルスケアセクターファンド,3位がエマージング市場ファンド,4位がロングオンリー戦略ファンド,5位がファイナンスセクターファンドの順となっています。収益ゼロのモーゲージ組成ファンドは今月はまだレポートがないためにゼロ勘定です。でもそれより悪いマイナスの収益のファンドがないというのもやや驚きです。

次が,全セクターの7月までのYTDパフォーマンスの図2です。



8.94%:ヘルスケアセクターファンド
7.64%:バリュー投資ファンド
7.31%:ファイナンスセクターファンド
5.73%:仕組み債非裁定ファンド
5.71%:スモール・マイクロ企業限定ファンド

5.13%:転換社債裁定ファンド
5.08%:ディストレスドファンド
4.97%:オプション戦略ファンド
4.96%:ロングオンリー戦略ファンド
4.80%:仕組み債裁定ファンド
4.75%:テクノロジーセクターファンド
4.40%:エマージング市場ファンド
2.85%:ロング&ショート戦略ファンド
2.60%:イベント主導型ファンド
2.19%:統計的裁定ファンド
2.14%:マルチ戦略ファンド
2.00%:企業合併裁定ファンド
1.75%:CTA商品先物ファンド
1.52%:マクロファンド
1.17%:マーケットニュートラルファンド
0.95%:スペシャル・シチュエーションファンド
0.00%:資産賃貸ファンド(レポート未着)
0.00%:モーゲージ組成ファンド(レポート未着)
-2.89%:エネルギーセクターファンド
-6.38%:ショートバイアスファンド

=====================
報告なし:レギュレーションD限定ファンド

7月までのYTDの成績ではヘルスケアセクターファンドが連続で1位を獲得しました。バリュー投資ファンドの順位も2位で変わっていません。3位にはファイナンスセクターファンドが入りました。4位は仕組み債非裁定ファンド,5位はスモール・マイクロ企業限定ファンドとなっています。なお6月の報告と同じでレギュレーションD限定ファンドのYTDパフォーマンスの報告がありません。成績の悪い方では,ショートバイアスファンドが最下位に返り咲き,エネルギーセクターファンドもワースト2位の定位置です。オプション戦略ファンドとロングオンリー戦略ファンドが仲良く中位の成績なのは,荒れ相場とトレンド相場の2つの顔を持つ今年を象徴しているのかも知れません。

2012年6月YTDヘッジファンド成績

7月の最終週ですので,2012年6月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。



図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。6月は5月の下げ相場から回復してはいるものの損失を取り返すまでには行かず,最も成績の良いヘルスケアセクターファンドでも2%半ば程度の収益です。2位がロングオンリー戦略ファンド,3位がエマージング市場ファンド,4位がオプション戦略ファンド,5位がテクノロジーセクターファンドの順となっています。収益ゼロのファイナンスセクターファンドとモーゲージ組成ファンドは今月はレポートがないためにゼロ勘定です。悪いほうで言えば,エネルギーセクターファンドが商品の値崩れのために急激に落ち込んでマイナスの収益に苦しんでいます。

次が,全セクターの6月までのYTDパフォーマンスの図2です。



7.83%:ヘルスケアセクターファンド
7.16%:バリュー投資ファンド
5.31%:スモール・マイクロ企業限定ファンド
5.02%:オプション戦略ファンド
4.48%:ディストレスドファンド

4.46%:仕組み債非裁定ファンド
4.24%:テクノロジーセクターファンド
4.12%:転換社債裁定ファンド
4.07%:ロングオンリー戦略ファンド
3.68%:仕組み債裁定ファンド
3.16%:エマージング市場ファンド
2.71%:ロング&ショート戦略ファンド
2.57%:イベント主導型ファンド
1.97%:統計的裁定ファンド
1.75%:企業合併裁定ファンド
0.88%:マルチ戦略ファンド
0.79%:マーケットニュートラルファンド
0.57%:マクロファンド
0.00%:資産賃貸ファンド(レポート未着)
0.00%:ファイナンスセクターファンド(レポート未着)
0.00%:モーゲージ組成ファンド(レポート未着)
-0.55%:スペシャル・シチュエーションファンド
-1.59%:CTA商品先物ファンド
-5.01%:エネルギーセクターファンド
-8.10%:ショートバイアスファンド

=====================
報告なし:レギュレーションD限定ファンド

6月までのYTDの成績ではヘルスケアセクターファンドが1位を獲得しました。バリュー投資ファンドが前月の4位から2位に上がっています,3位にはスモール・マイクロ企業限定ファンドが入りました。オプション戦略ファンドが4位でがんばっているという事は今年の相場はボラが高くて荒れているということですね。5位はディストレスドファンドになっています。なお今月はレギュレーションD限定ファンドのYTDパフォーマンスの報告がありません。成績の悪い方では,ショートバイアスファンドが最下位に返り咲き,エネルギーセクターファンドもワースト2位の定位置です。為替や商品系のCTA商品先物ファンドのプラス収益は長くは続かず,今月まででまたマイナス圏に逆戻りです。

2012年5月YTDヘッジファンド成績

6月の最終日を迎えましたので,2012年5月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。



図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。5月の下げ相場は多くのファンドに悪影響を与えて思った通りの収益悪化が見られます。わずかにモーゲージ組成ファンドがプラスで1位になったほかは全て収益ゼロかそれ以下です。2位が企業合併裁定ファンド,3位がオプション戦略ファンド,4位がファイナンスセクターファンド,5位がヘルスケアセクターファンドの順となっています。収益ゼロのテクノロジーセクターファンドは今月はレポートがないためにゼロ勘定です。悪いほうで言えば,エネルギーセクターファンドが急激に落ち込み,またロングオンリー戦略ファンドがそれに続いて悪くなっています。基本的にエネルギーセクターファンドも資源エネルギーの値上がりに賭けていたわけで,それらが下落すれば収益悪化は免れません。

次が,全セクターの5月までのYTDパフォーマンスの図2です。



6.00%:モーゲージ組成ファンド
5.65%:ヘルスケアセクターファンド
5.61%:ファイナンスセクターファンド
4.65%:バリュー投資ファンド
4.14%:仕組み債非裁定ファンド

4.12%:スモール・マイクロ企業限定ファンド
3.55%:ディストレスドファンド
3.52%:資産賃貸ファンド
3.52%:転換社債裁定ファンド
3.25%:オプション戦略ファンド
3.08%:仕組み債裁定ファンド
2.53%:エマージング市場ファンド
2.09%:統計的裁定ファンド
1.96%:ロング&ショート戦略ファンド
1.89%:イベント主導型ファンド
1.78%:ロングオンリー戦略ファンド
1.68%:企業合併裁定ファンド
1.40%:CTA商品先物ファンド
1.05%:マルチ戦略ファンド
0.93%:マーケットニュートラルファンド
0.13%:マクロファンド
0.00%:レギュレーションD限定ファンド
0.00%:テクノロジーセクターファンド
-0.90%:スペシャル・シチュエーションファンド
-3.72%:ショートバイアスファンド
-4.51%:エネルギーセクターファンド


5月までのYTDの成績ではモーゲージ組成ファンドが1位を獲得しました。ヘルスケアセクターファンドが手堅く2位となっており,3位にはファイナンスセクターファンドが入りました。バリュー投資ファンドは1位から4位に後退しました。5位は仕組み債非裁定ファンドになっています。5月まで見るとオーソドックスなバリュー投資ファンドやロングオンリー戦略ファンドの年初の収益もほとんどの失われているようです。成績の悪い方では,エネルギーセクターファンドが最下位で,ショートバイアスファンドが下げ相場で損失を軽減してワースト2位に少し浮上しました。為替や商品系のCTA商品先物ファンドがプラスにまで浮上したのも久しぶりです。為替市場などでレンジ相場の割にはボラが高い状況が継続したので自動トレードには向いていたのかもしれません。

2012年4月YTDヘッジファンド成績

5月の後半を迎えましたので,2012年4月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。



図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。ご存知のように5月には壮大な下げ相場が待っているわけですが,4月もあまり調子は良くないようです。その中でも安定しているのが下げ相場に強いオプション戦略ファンドで1位の成績になり,2位がモーゲージ組成ファンド,3位がエネルギーセクターファンド,4位が企業合併裁定ファンド,5位がヘルスケアセクターファンドの順となっています。悪いほうで言えば,テクノロジーセクターファンドが急激に落ち込み,またロングオンリー戦略ファンドがマイナスに転じました。エマージング市場ファンドが連続してマイナス収益なのも世界的な金融不安の増大の現れですね。

次が,全セクターの4月までのYTDパフォーマンスの図2です。



10.21%:バリュー投資ファンド
9.11%:ロングオンリー戦略ファンド
8.71%:ヘルスケアセクターファンド
8.46%:エマージング市場ファンド
8.08%:ファイナンスセクターファンド

7.26%:スモール・マイクロ企業限定ファンド
7.10%:テクノロジーセクターファンド
6.22%:ディストレスドファンド
5.68%:モーゲージ組成ファンド
5.66%:ロング&ショート戦略ファンド
4.70%:オプション戦略ファンド
4.51%:レギュレーションD限定ファンド
4.41%:転換社債裁定ファンド
4.36%:エネルギーセクターファンド
4.36%:イベント主導型ファンド
3.86%:仕組み債非裁定ファンド
2.90%:仕組み債裁定ファンド
2.88%:資産賃貸ファンド
2.52%:マルチ戦略ファンド
2.06%:企業合併裁定ファンド
1.91%:マーケットニュートラルファンド
1.69%:スペシャル・シチュエーションファンド
1.69%:統計的裁定ファンド
1.49%:マクロファンド
-1.26%:CTA商品先物ファンド
-10.92%:ショートバイアスファンド


4月までのYTDの成績では引き続きバリュー投資ファンドが1位を確保し,ロングオンリー戦略ファンドが頑張って2位となりました。3位にはヘルスケアセクターファンドが入り,4位は先月と同じくエマージング市場ファンドでした。5位はファイナンスセクターファンドになっています。4月,5月と下げ相場が続く中でここまではバリュー投資ファンドやロングオンリー戦略ファンドの成績が良いのは年初の貯金のお陰です。成績の悪い方では,ショートバイアスファンドがダントツで回復不能なほど大きな損失を継続しており,為替や商品系のCTA商品先物ファンドも引き続きマイナス気味です。上位のファンドにはポジションを軽くしてこの5月を耐え切ってもらいたいですし,ショートバイアスファンドには逆に頑張って挽回してほしいです。

2012年3月YTDヘッジファンド成績

4月の後半を迎えましたので,2012年3月までのヘッジファンドの成績の推移を確認したいと思います。



図1が代表的な10種類のファンド成績の推移です。年初の株式市場が安定していたので2月までの成績は良かったのですが,3月は収益が悪化しました。その中でも安定しているのがファイナンスセクターファンドで1位の成績になり,2位がヘルスケアセクターファンド,3位がモーゲージ組成ファンド,4位がテクノロジーセクターファンド,5位がオプション戦略ファンドの順となっています。悪いほうで言えば,エネルギーセクターファンドが急激に落ち込み,またエマージング市場ファンドもマイナスに転じました。ロングオンリー戦略ファンドは収益がゼロ近傍でいったんポジションを手仕舞ったのですかねえ。

次が,全セクターの3月までのYTDパフォーマンスの図2です。



11.23%:バリュー投資ファンド
10.62%:テクノロジーセクターファンド
10.59%:ロングオンリー戦略ファンド
9.46%:エマージング市場ファンド
8.64%:ヘルスケアセクターファンド

8.44%:スモール・マイクロ企業限定ファンド
8.43%:ファイナンスセクターファンド
7.13%:レギュレーションD限定ファンド
6.51%:ロング&ショート戦略ファンド
6.45%:ディストレスドファンド
4.71%:イベント主導型ファンド
4.68%:モーゲージ組成ファンド
4.48%:転換社債裁定ファンド
3.74%:エネルギーセクターファンド
3.30%:仕組み債非裁定ファンド
3.20%:マルチ戦略ファンド
3.12%:統計的裁定ファンド
3.05%:オプション戦略ファンド
2.65%:仕組み債裁定ファンド
2.45%:マクロファンド
2.28%:マーケットニュートラルファンド
1.92%:企業合併裁定ファンド
1.71%:資産賃貸ファンド
1.54%:スペシャル・シチュエーションファンド
-0.81%:CTA商品先物ファンド
-12.29%:ショートバイアスファンド


3月までのYTDの成績ではバリュー投資ファンドが1位を確保し,テクノロジーセクターファンドが2位となりました。3位にはロングオンリー戦略ファンドが入り,4位はエマージング市場ファンドでした。5位は手堅くヘルスケアセクターファンドになっています。今年の年初の特徴としてはオーソドックスな戦略が上位5位の良い成績でスタートしています。成績の悪い方では,ショートバイアスファンドが踏み上げられて大きな損失を計上し,為替や商品系のCTA商品先物ファンドもマイナス気味です。ここから4月,5月の利益確定の動きでいかにブレなく収益を上げるかが鍵でしょうが,オーソドックスな戦略が良い成績を上げているのは順調な株式相場の証左と言えます。

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