このブログのご紹介
【世界でもっとも流動性のある外国為替市場(FOREX MARKET)にようこそ!】
管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。
現在は,EUR/GBPやGBP/JPYなどの欧州通貨を中心に為替のメカニカルトレードシステムを行っています。といっても裁量トレードも大好きなので,シグナルルールもどちらかというと自分のトレード感覚をそのままルールにしている感じです。そのため大変ヒューリスティックな要素が多いトレードシステムです。
このブログではファンダメンタルを中心に市場雑感や為替動向に関する記録を残しています。できるだけ後に残して意味のあるものにしたいと思いますので,批判や反対コメントも歓迎いたします。どうか,よろしくお願いします。(ただし,このブログは経済・投資関連に話題を絞ったブログですので,あまり関係ないコメントやTBは削除させていただくこともあります。)
※このブログは2009年5月12日以降はlivedoorブログと同期して同時更新しています。
(どちらかのサーバーが落ちても更新できるためです。ただし,今後のエクスポートのためにコメントやトラックバックはなるべく本ブログのほうにお願いします。)
あと,その他の姉妹サイトは以下の通りです。
■ 細々とやっているシステムトレードのブログはこちらです。
■ 趣味の動画作成と各種チャートの置き場はこちらの総合ブログにマージしました。
++++++++++++++++++++++++++++紹介本ページ+++++++++++++++++++++++++++
■ EURO SELLERの書庫&グッズ(PCサイト)
■ EURO SELLERの【書評】エントリ
++++++++++++++++++++++++++++指標カレンダーTV・ニュース+++++++++++++++++
■ 経済指標カレンダーTV(毎営業日更新)
■ 主要通貨のサポート・レジスタンス(毎営業日更新)
■ KlugとReuterのニュース・フィード
++++++++++++++++++++++++++++各種チャート類++++++++++++++++++++++++++
■ 原油1分足チャート
■ CBOE VIX 日中/5日/3か月/6か月/1年チャート
■ 24時間ゴールドのチャート
■ 金融株のショートETF 日中/5日/3か月/6か月/1年チャート
■ CBOT 30 Day Federal Funds - Daily - (Electronic)
■ Goldman Sachs の商品ETF 日中/5日/3か月/6か月/1年チャート
■ 米国金利イールドカーブ・アニメーション
■ USD 3M/1M LIBOR 5日/1か月/3か月/6か月/1年チャート
■ UK Housing Prices & 3M-LIBOR
■ TED SPREAD 5日/1か月/3か月/6か月/1年チャート
■ USD/EUR/JPY 3M Overnight Index Swap 5日/1か月/3か月/6か月/1年チャート
管理人のニックネームEURO SELLERの由来は,2005年6月の欧州憲法の否決の際にユーロを売りまくったことからきています。
現在は,EUR/GBPやGBP/JPYなどの欧州通貨を中心に為替のメカニカルトレードシステムを行っています。といっても裁量トレードも大好きなので,シグナルルールもどちらかというと自分のトレード感覚をそのままルールにしている感じです。そのため大変ヒューリスティックな要素が多いトレードシステムです。
このブログではファンダメンタルを中心に市場雑感や為替動向に関する記録を残しています。できるだけ後に残して意味のあるものにしたいと思いますので,批判や反対コメントも歓迎いたします。どうか,よろしくお願いします。(ただし,このブログは経済・投資関連に話題を絞ったブログですので,あまり関係ないコメントやTBは削除させていただくこともあります。)
※このブログは2009年5月12日以降はlivedoorブログと同期して同時更新しています。
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エコノミスト同士も出口戦略に両論
Goldman Says Morgan Is All Wrong About Fed’s Quantitative Exit
モルスタのエコノミストとGSのエコノミストが,FEDの出口戦略とインフレ予想についてまったく異なる見解を表明しているようです。ここまで相手の見解を否定するコメントも珍しいのではないですかね。
【モルスタ:タカ派】
モルスタのエコノミストは,FEDの金融緩和が長期にわたって制御できないインフレを招きまずいことになるぞと警告。FEDはもっと出口戦略を市場にわかりやすく説明しなさい。(中の人のトーク:足元1.8%にCPIがなっていますが何か…そんなに長く低インフレ期待が続くわけがない。へたするとインフレと経済不況が同時に来るよ。うちは国債をいっぱい買っているので,実はマッチポンプなのは内緒。)
【GS:ハト派(イェーレン派)】
GSのエコノミストは,インフレになってもFEDはそれなりに対処するので,モルスタの見方は悲観的過ぎると一蹴。利上げの前に質的緩和を巻き戻すなどいろいろオプションはある。(中の人のトーク:うちはコモディティで儲けるから,FEDの金融引き締めなどはとんでもない話で金融緩和は長く続いたほうがいい。平成の鬼平や利上げ好きの失敗をFEDはしてはならぬ。商業用不動産が何とか日の目を見るまでは利上げ猶予がほしいよ。)
個人的には,中の人がどういう意図でポジショントークをしているのかには興味がありますね。疑い深いわけではありませんが,裏を読みたくなるのは性格が素直ではなくなってきているようです。(笑)
モルスタのエコノミストとGSのエコノミストが,FEDの出口戦略とインフレ予想についてまったく異なる見解を表明しているようです。ここまで相手の見解を否定するコメントも珍しいのではないですかね。
【モルスタ:タカ派】
モルスタのエコノミストは,FEDの金融緩和が長期にわたって制御できないインフレを招きまずいことになるぞと警告。FEDはもっと出口戦略を市場にわかりやすく説明しなさい。(中の人のトーク:足元1.8%にCPIがなっていますが何か…そんなに長く低インフレ期待が続くわけがない。へたするとインフレと経済不況が同時に来るよ。うちは国債をいっぱい買っているので,実はマッチポンプなのは内緒。)
【GS:ハト派(イェーレン派)】
GSのエコノミストは,インフレになってもFEDはそれなりに対処するので,モルスタの見方は悲観的過ぎると一蹴。利上げの前に質的緩和を巻き戻すなどいろいろオプションはある。(中の人のトーク:うちはコモディティで儲けるから,FEDの金融引き締めなどはとんでもない話で金融緩和は長く続いたほうがいい。平成の鬼平や利上げ好きの失敗をFEDはしてはならぬ。商業用不動産が何とか日の目を見るまでは利上げ猶予がほしいよ。)
個人的には,中の人がどういう意図でポジショントークをしているのかには興味がありますね。疑い深いわけではありませんが,裏を読みたくなるのは性格が素直ではなくなってきているようです。(笑)
US上場企業決算日告知
アルコアの決算発表を皮切りに,2009年第ニ四半期の決算発表月が始まります。
US上場企業決算日自動取得マクロの表に7・8・9月の列を追加して,あらたに今月分と来月分をマクロに取得させました。(まだ埋まっていないTickerは省略してあります。)
07/08/09 ALCOA Inc
07/14/09 Intel Corporation
07/14/09 Johnson & Johnson
07/14/09 Goldman Sachs
07/16/09 JPMorgan Chase & Co.
07/16/09 Nokia
07/16/09 International Business Machines
07/17/09 General Electric
07/17/09 Citigroup Inc.
07/17/09 Bank of America Corporation
07/20/09 Texas Instruments
07/21/09 Advanced Micro Devices
07/21/09 Gilead Sciences
07/21/09 The Coca-Cola Company
07/21/09 Merck & Co., Inc.
07/21/09 Apple Inc.
07/21/09 Yahoo, Inc.
07/22/09 U.S. Bancorp
07/22/09 Wells Fargo & Company
07/22/09 eBay
07/22/09 Bank of New York Mellon Corp
07/22/09 GlaxoSmithKline
07/22/09 PepsiCo
07/22/09 Pfizer
07/22/09 The Boeing Company
07/23/09 Microsoft
07/23/09 Broadcom
07/23/09 EMC Corporation
07/23/09 3M Company
07/23/09 Credit Suisse Group
07/23/09 Xerox Corporation
07/27/09 Verizon
07/29/09 Deutsche Bank
08/03/09 Barclays PLC
08/04/09 BNP Paribas
08/04/09 UBS
US上場企業決算日自動取得マクロの表に7・8・9月の列を追加して,あらたに今月分と来月分をマクロに取得させました。(まだ埋まっていないTickerは省略してあります。)
07/08/09 ALCOA Inc
07/14/09 Intel Corporation
07/14/09 Johnson & Johnson
07/14/09 Goldman Sachs
07/16/09 JPMorgan Chase & Co.
07/16/09 Nokia
07/16/09 International Business Machines
07/17/09 General Electric
07/17/09 Citigroup Inc.
07/17/09 Bank of America Corporation
07/20/09 Texas Instruments
07/21/09 Advanced Micro Devices
07/21/09 Gilead Sciences
07/21/09 The Coca-Cola Company
07/21/09 Merck & Co., Inc.
07/21/09 Apple Inc.
07/21/09 Yahoo, Inc.
07/22/09 U.S. Bancorp
07/22/09 Wells Fargo & Company
07/22/09 eBay
07/22/09 Bank of New York Mellon Corp
07/22/09 GlaxoSmithKline
07/22/09 PepsiCo
07/22/09 Pfizer
07/22/09 The Boeing Company
07/23/09 Microsoft
07/23/09 Broadcom
07/23/09 EMC Corporation
07/23/09 3M Company
07/23/09 Credit Suisse Group
07/23/09 Xerox Corporation
07/27/09 Verizon
07/29/09 Deutsche Bank
08/03/09 Barclays PLC
08/04/09 BNP Paribas
08/04/09 UBS
ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【09/07/06の週】
例年なら米国独立記念日を迎えると,多くのディーラーは夏休みかもしれませんが,今年は昨年の成績が悪く新職場で働いている可能性もあるんですね。すると,そこそこの成績を上げましたのでもう休みとりますとはいかず,余分に稼いで確固たる職場での評価を得ようとするのは新入社員の常です。ですから動かない相場が急に動くかもしれませんよ。

ドル円は,予想が96.80円-93.30円で,実際は96.973円-95.140円(終値96.071円)でした。今週は上限が一致しましたが,予想以上に下値が重くて下限は94円台にすら達しませんでした。また値幅が少なくなってしまいました。依然としてフラッグの様相が強く96円台半ばに中心線があるように思います。65日移動平均は今週96.700円付近にまで下がりましたが,日足の一目均衡の雲の下限は96.269円付近に上昇です。上限は今週は97円バリアーは上抜けする周期まで来たと考えています。一方,下限は95円台の強さを考慮し,94円台半ばでのサポートを期待します。よって,今週の上値は97.50円程度と予測し,下値は94.50円程度と予測します。

ユーロドルは,予想が1.4160ドル-1.3830ドルで,実際は1.42003ドル-1.39273ドル(終値1.39760ドル)でした。こちらは上限が1.42ドルのバリアーを少し越えましたが,下限は予想より下がらずにずいぶん底堅い展開になりました。フラッグ状態で定期的に下値を切り上げているのは明らかです。また上限についていえば,1.42ドル越えは一瞬で終わり,7月1日から2日にかけての継続的な1.41ドル台の売りを今週も期待できると考えます。上限は,週足の一目均衡の雲の上限1.4182ドルあたりにしておきましょう。一方,下限は切り上げている流れですので,先週よりは50PIPS程度上げておきましょう。よって,今週の上値は1.4180ドル程度と予測し,下値は1.3880ドル程度と予測します。

ドルスイスは,予想が1.0970フラン-1.0700フランで,実際は1.09104フラン-1.07084フラン(終値1.08660フラン)でした。下限はまずまずでしたが,上限は予想ほど上げませんでした。先々週より値幅なくなってしまい,1.08フラン台が相場にとって居心地がいい状態は変わりません。日足の一目均衡の雲の下限は今週1.0857フランまで下がり,65日移動平均も今週1.0990フラン付近まで下がってきました。上限はこの間での推移を期待します。一方,下限は1.07フランでの底堅さに変更はありません。よって,今週の上値は1.0940フラン程度と予測し,下値は1.0720フラン程度と予測します。
今週の経済指標は,BOEが政策金利を0.5%で据え置くことが予想されているほかは,米貿易収支の発表もありますが米国の消費パワーが落ちている現状ではドミナントな相場変動要因ではないと思われます。2009年2Qの決算発表イベントのほうが注目すべき週と言えるでしょう。

ドル円は,予想が96.80円-93.30円で,実際は96.973円-95.140円(終値96.071円)でした。今週は上限が一致しましたが,予想以上に下値が重くて下限は94円台にすら達しませんでした。また値幅が少なくなってしまいました。依然としてフラッグの様相が強く96円台半ばに中心線があるように思います。65日移動平均は今週96.700円付近にまで下がりましたが,日足の一目均衡の雲の下限は96.269円付近に上昇です。上限は今週は97円バリアーは上抜けする周期まで来たと考えています。一方,下限は95円台の強さを考慮し,94円台半ばでのサポートを期待します。よって,今週の上値は97.50円程度と予測し,下値は94.50円程度と予測します。

ユーロドルは,予想が1.4160ドル-1.3830ドルで,実際は1.42003ドル-1.39273ドル(終値1.39760ドル)でした。こちらは上限が1.42ドルのバリアーを少し越えましたが,下限は予想より下がらずにずいぶん底堅い展開になりました。フラッグ状態で定期的に下値を切り上げているのは明らかです。また上限についていえば,1.42ドル越えは一瞬で終わり,7月1日から2日にかけての継続的な1.41ドル台の売りを今週も期待できると考えます。上限は,週足の一目均衡の雲の上限1.4182ドルあたりにしておきましょう。一方,下限は切り上げている流れですので,先週よりは50PIPS程度上げておきましょう。よって,今週の上値は1.4180ドル程度と予測し,下値は1.3880ドル程度と予測します。

ドルスイスは,予想が1.0970フラン-1.0700フランで,実際は1.09104フラン-1.07084フラン(終値1.08660フラン)でした。下限はまずまずでしたが,上限は予想ほど上げませんでした。先々週より値幅なくなってしまい,1.08フラン台が相場にとって居心地がいい状態は変わりません。日足の一目均衡の雲の下限は今週1.0857フランまで下がり,65日移動平均も今週1.0990フラン付近まで下がってきました。上限はこの間での推移を期待します。一方,下限は1.07フランでの底堅さに変更はありません。よって,今週の上値は1.0940フラン程度と予測し,下値は1.0720フラン程度と予測します。
今週の経済指標は,BOEが政策金利を0.5%で据え置くことが予想されているほかは,米貿易収支の発表もありますが米国の消費パワーが落ちている現状ではドミナントな相場変動要因ではないと思われます。2009年2Qの決算発表イベントのほうが注目すべき週と言えるでしょう。
雇用者数減少幅は再び増加
Payrolls Fall More Than Forecast, Unemployment Rises (Update3)
失業率自体は予想より低めの9.5%台となりましたが,雇用者数の減少は100K単位で予想より多く減少しました。全米で就労している労働者の数から言えばこれぐらいのブレはあるのでしょう。
6月非農業部門雇用者数: -467K (予想:-365K,前回修正値:-322K)
6月失業率: 9.5% (予想:9.6%,前回:9.4%)
製造業: 13万6000人 (予想:15万0000人,前回:15万6000人)【少し改善】
<内建設業: 7万9000人 (前回:4万8000人)>【再び増加】
サービス部門: 24万4000人 (前回:10万7000人)【倍増以上】
<内リテール部門: 2万1000人 (前回:1万7600人)>【再び増加】
<内金融業: 2万7000人 (前回:3万0000人)>【ほぼ横ばい】
雇用者数の減少は継続しており,年内には失業率は10%に達すると見られています。株式市場は先行指標だとは言われるものの,2%程度の下落でとどまっているのはきわめて楽観的な見方が市場を席巻しているといえるでしょう。
一方,為替はドル円ではあまり反応せずに,ECBの金融政策が現状維持で失望売りとなった欧州通貨のほうが対ドルに対して下げが大きいようです。
失業率自体は予想より低めの9.5%台となりましたが,雇用者数の減少は100K単位で予想より多く減少しました。全米で就労している労働者の数から言えばこれぐらいのブレはあるのでしょう。
6月非農業部門雇用者数: -467K (予想:-365K,前回修正値:-322K)
6月失業率: 9.5% (予想:9.6%,前回:9.4%)
製造業: 13万6000人 (予想:15万0000人,前回:15万6000人)【少し改善】
<内建設業: 7万9000人 (前回:4万8000人)>【再び増加】
サービス部門: 24万4000人 (前回:10万7000人)【倍増以上】
<内リテール部門: 2万1000人 (前回:1万7600人)>【再び増加】
<内金融業: 2万7000人 (前回:3万0000人)>【ほぼ横ばい】
雇用者数の減少は継続しており,年内には失業率は10%に達すると見られています。株式市場は先行指標だとは言われるものの,2%程度の下落でとどまっているのはきわめて楽観的な見方が市場を席巻しているといえるでしょう。
一方,為替はドル円ではあまり反応せずに,ECBの金融政策が現状維持で失望売りとなった欧州通貨のほうが対ドルに対して下げが大きいようです。
NFAが米国籍のFX業者の規制強化
一時期ヘッジファンドが全ての金融危機の元凶のように言われたことがありましたが,最近では,NFA(全米先物協会)がFX規制に乗り出しています。
http://www.nfa.futures.org/news/newsNotice.asp?ArticleID=2273
まず,5月15日から同一アカウントでの両建て禁止とともに決済の手段を先入れ先出しルール(FIFOルール)に限定する方針でした。このルールによると,後からのオープンポジションを先に決済することはできないので,新規で建てたポジションに利食いのリミット注文や損切りのストップ注文を紐付ける行為も禁止になってしまいます。
確かに両建ての禁止はトレーダーのリスクを限定する可能性は高いですが,リミット注文やストップ注文ができないのはかえってリスクを増加させるという懸念もありますし,すでに高度なトレーディング技術を有している場合は,FIFOルールはトレードの自由度を大きく制限します。
現在は,リミット注文やストップ注文の禁止をシステム側で完全対応するのには時間がかかるとの理由で,ルールの適用は8月1日からになっていますが,既に5月15日の期限を知らされた時点で,多くのヘッジファンドが米国外のFX取引業者と新規契約を結ぶようになってきているとのことです。
規制の行き過ぎは過去の反省からどの国でも起こるものですが,現在の米国から金融立国の部分を取ったら何が残るのでしょうか???
http://www.nfa.futures.org/news/newsNotice.asp?ArticleID=2273
まず,5月15日から同一アカウントでの両建て禁止とともに決済の手段を先入れ先出しルール(FIFOルール)に限定する方針でした。このルールによると,後からのオープンポジションを先に決済することはできないので,新規で建てたポジションに利食いのリミット注文や損切りのストップ注文を紐付ける行為も禁止になってしまいます。
確かに両建ての禁止はトレーダーのリスクを限定する可能性は高いですが,リミット注文やストップ注文ができないのはかえってリスクを増加させるという懸念もありますし,すでに高度なトレーディング技術を有している場合は,FIFOルールはトレードの自由度を大きく制限します。
現在は,リミット注文やストップ注文の禁止をシステム側で完全対応するのには時間がかかるとの理由で,ルールの適用は8月1日からになっていますが,既に5月15日の期限を知らされた時点で,多くのヘッジファンドが米国外のFX取引業者と新規契約を結ぶようになってきているとのことです。
規制の行き過ぎは過去の反省からどの国でも起こるものですが,現在の米国から金融立国の部分を取ったら何が残るのでしょうか???
米経済指標,これでも「改善」なのか
U.S. Economy: Manufacturing Contracts Least Since August 2008
6月ISM製造業景気指数: 44.8 (予測:44.9,前月:42.8)
6月ADP雇用者数(前月比): -473K (予測:-394K,前月:-485K)
5月建設支出(前月比): -0.9% (予測:-0.6%,前月改定値:0.6%)
ISM製造業景気指数の値は,メディアの見出しが「改善」と書くのとやや温度差があり,最悪期はとりあえず脱したという「改善」です。ADP雇用統計は引き続き継続的な雇用の減少を示しており,予測を大いに下回っていますがブレの大きい統計なのであまり市場にインパクトを与えていないだけのようです。建設支出は,他の統計に比べてひと1月遅れなのでさらに悪くても仕方がないのですが,再びマイナスに転じました。
それにしても,株式市場も為替市場も思ったより静かで現在の経済状況に楽観的です。個人的には2009年3Qの米経済はちょっと夏枯れしそうに思うので,どこかで株安・ドル安の波の再来を予想しているのですが…
6月ISM製造業景気指数: 44.8 (予測:44.9,前月:42.8)
6月ADP雇用者数(前月比): -473K (予測:-394K,前月:-485K)
5月建設支出(前月比): -0.9% (予測:-0.6%,前月改定値:0.6%)
ISM製造業景気指数の値は,メディアの見出しが「改善」と書くのとやや温度差があり,最悪期はとりあえず脱したという「改善」です。ADP雇用統計は引き続き継続的な雇用の減少を示しており,予測を大いに下回っていますがブレの大きい統計なのであまり市場にインパクトを与えていないだけのようです。建設支出は,他の統計に比べてひと1月遅れなのでさらに悪くても仕方がないのですが,再びマイナスに転じました。
それにしても,株式市場も為替市場も思ったより静かで現在の経済状況に楽観的です。個人的には2009年3Qの米経済はちょっと夏枯れしそうに思うので,どこかで株安・ドル安の波の再来を予想しているのですが…
主要通貨のサポート・レジスタンス(毎営業日更新)
主要通貨(EUR/USD,GBP/USD,USD/JPY,USD/CHF)のサポート・レジスタンスをDukasCopyが発表しています。オプションリストから営業日を選択した後,再生ボタンをクリックしてください。
精度については保証の限りではありませんが,当ブログの週間展望ではサポート・レジスタンスの毎日の更新ができないので参考になさるのも良いでしょう。
※なお,遅いネット回線の場合は,再生スタート後に十分にデータを読み込むまでいったんポーズしてから再生を再開してください。
精度については保証の限りではありませんが,当ブログの週間展望ではサポート・レジスタンスの毎日の更新ができないので参考になさるのも良いでしょう。
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イェーレン総裁,タカ派に打ってかかる
Yellen Takes a Big Swing at Inflation Hawks
これまで,ハト派系インタゲ論者と思われてきた(少なくとも私は思っていた)サンフランシス地区連銀のイェーレン総裁ですが,ついに「タカ派認定」されてしまったようですねというのは管理人の勘違いで,見出しの意味はタカ派への先制攻撃を意味するようです。確かに資金供給では徐々に回収すべき必要性を述べてはいますが,金利面ではこれ以上は下げられないが,すぐ上げろとは言っていません。
■ マネーの供給がずっと続くと本当のインフレを予防できないので,役目を終えた資金供給手段は粛々と店仕舞いしないといけない。
■ 1970年代に経済不況を深刻に見立てすぎた低金利政策は,本物のインフレを招くことになった。これは避けるべき教訓だ。
■ インフレが危険になるレベルにまでは,現在の失業率は達していないと思う。
■ 現在かかえている経済上の懸念は:
− 負債が増えたため消費者の財布の紐はしまったままである
− 金融機関の信用リスクも依然高いままである
− 世界的経済成長はゆっくり(なので期待できない)
− 商業用不動産市場の弱さが金融機関の重荷になっている
■ 様々な資金供給プログラムは景気回復のための一定の力を与えるが,利下げと同等の効果を持つとは考えていない。
■ とはいえ,現在はほぼゼロ金利なのでこれ以上の低金利政策は取れない。
デフレはインフレよりも始末が悪いので,その兆候が見え始めるとタカ派的スタンスには皆が警戒感を持つようです。
イェーレンSF連銀総裁のスピーチの内容はこちら:
http://www.frbsf.org/news/speeches/2009/0630.html
【追記:07/05】
つたない英語力のおかげで引用した見出しの意味が逆だったことを,いまさらながら知りました。"Take a swing at"は「打ってかかる」という意味でイェーレン総裁はやはりハト派でした。見出しも直しておきました。
これまで,ハト派系インタゲ論者と思われてきた(少なくとも私は思っていた)サンフランシス地区連銀のイェーレン総裁ですが,ついに「タカ派認定」されてしまったようですねというのは管理人の勘違いで,見出しの意味はタカ派への先制攻撃を意味するようです。確かに資金供給では徐々に回収すべき必要性を述べてはいますが,金利面ではこれ以上は下げられないが,すぐ上げろとは言っていません。
■ マネーの供給がずっと続くと本当のインフレを予防できないので,役目を終えた資金供給手段は粛々と店仕舞いしないといけない。
■ 1970年代に経済不況を深刻に見立てすぎた低金利政策は,本物のインフレを招くことになった。これは避けるべき教訓だ。
■ インフレが危険になるレベルにまでは,現在の失業率は達していないと思う。
■ 現在かかえている経済上の懸念は:
− 負債が増えたため消費者の財布の紐はしまったままである
− 金融機関の信用リスクも依然高いままである
− 世界的経済成長はゆっくり(なので期待できない)
− 商業用不動産市場の弱さが金融機関の重荷になっている
■ 様々な資金供給プログラムは景気回復のための一定の力を与えるが,利下げと同等の効果を持つとは考えていない。
■ とはいえ,現在はほぼゼロ金利なのでこれ以上の低金利政策は取れない。
デフレはインフレよりも始末が悪いので,その兆候が見え始めるとタカ派的スタンスには皆が警戒感を持つようです。
イェーレンSF連銀総裁のスピーチの内容はこちら:
http://www.frbsf.org/news/speeches/2009/0630.html
【追記:07/05】
つたない英語力のおかげで引用した見出しの意味が逆だったことを,いまさらながら知りました。"Take a swing at"は「打ってかかる」という意味でイェーレン総裁はやはりハト派でした。見出しも直しておきました。
ドル円・ユーロドル・ドルスイスの展望【09/06/29の週】
先週はますます膠着して動かない為替相場でした。ドル円なんかは特に…
こんなに先の読めない相場は久しぶりですね。上へ行くとも下へ行くとも読めないです。テクニカルでも移動平均を長期・中期・短期で3本引いているとそれらが同じレベルで絡み合って来ることがあります。こういうときには市場に材料がないという意味でもあります。

ドル円は,予想が98.20円-94.60円で,実際は96.557円-94.870円(終値95.190円)でした。下限は一致しましたが,予想以上に上値は重くレンジを抜け出すトレンドがありませんでしたので,上限は97円台にすら達しませんでした。96円台の戻り売りが激しかったので今週はもっと悲惨かもしれません。65日移動平均は今週96.969円付近にあります。また,日足の一目均衡の雲の下限は96.126円付近です。上限はこの間にとどまるのではないかと考えています。一方,下限は先週からの流れでまだ下向き圧力が強いので94円台でサポートされるとは限りません。3月15日の週の安値93.530円と2月22日の週の安値の92.750円の間を下限のメドと考えます。よって,今週の上値は96.80円程度と予測し,下値は93.30円程度と予測します。

ユーロドルは,予想が1.4120ドル-1.3805ドルで,実際は1.41374ドル-1.38256ドル(終値1.40690ドル)でした。こちらは上限・下限とも予想通りでした。チャートの動きがウェッジ(下値・上値とも切り上げか切り下げで一致していて値幅が縮小している)かフラッグ(下値の切り上げと上値の切り下げの両方で値幅が縮小している)かの違いはありますが,レンジを抜けるだけの材料がなく相場に勢いがないことを意味します。上限は,週足の一目均衡の雲の上限は1.4182ドルにあり向こう3か月は同じですから,ここを明確に越えないことには更なる上昇は望めません。一方,下限は切り上げている流れですので,なんとか1.38ドル台にはとどまると考えます。よって,今週の上値は1.4160ドル程度と予測し,下値は1.3830ドル程度と予測します。

ドルスイスは,予想が1.0995フラン-1.0700フランで,実際は1.10199フラン-1.06305フラン(終値1.08110フラン)でした。上限はまずまずでしたが,下限は予想以上に下げました。値幅がそれなりありましたが,週の始値と終値がほとんど変わらないほどドルスイスのレートは膠着しています。1.08フラン台が相場にとって居心地がいいことと合わせ,上値を切り下げて下値を切り上げることが先週のレンジをさらに縮小する動きとして期待できます。それぞれ50PIPS程度狭めておきましょう。よって,今週の上値は1.0970フラン程度と予測し,下値は1.0700フラン程度と予測します。(つまり,先週の予想を下値は変わらず,上値もほとんど変化がありません。)
6月に入ってから相場が動かないため,システムトレードのブログのほうもシグナルが出なくなって来ています。7月2日のECB政策金利決定も1.0%のまま現状維持で粛々と行われ,同日の米6月失業率は9.6%越えが織り込まれています。もう欧米では夏休み相場になりますが,中銀ヲチで盛り上がるのにも限度がありそうですし,秋までこのままだと全く面白くない相場で困ったものです。
こんなに先の読めない相場は久しぶりですね。上へ行くとも下へ行くとも読めないです。テクニカルでも移動平均を長期・中期・短期で3本引いているとそれらが同じレベルで絡み合って来ることがあります。こういうときには市場に材料がないという意味でもあります。

ドル円は,予想が98.20円-94.60円で,実際は96.557円-94.870円(終値95.190円)でした。下限は一致しましたが,予想以上に上値は重くレンジを抜け出すトレンドがありませんでしたので,上限は97円台にすら達しませんでした。96円台の戻り売りが激しかったので今週はもっと悲惨かもしれません。65日移動平均は今週96.969円付近にあります。また,日足の一目均衡の雲の下限は96.126円付近です。上限はこの間にとどまるのではないかと考えています。一方,下限は先週からの流れでまだ下向き圧力が強いので94円台でサポートされるとは限りません。3月15日の週の安値93.530円と2月22日の週の安値の92.750円の間を下限のメドと考えます。よって,今週の上値は96.80円程度と予測し,下値は93.30円程度と予測します。

ユーロドルは,予想が1.4120ドル-1.3805ドルで,実際は1.41374ドル-1.38256ドル(終値1.40690ドル)でした。こちらは上限・下限とも予想通りでした。チャートの動きがウェッジ(下値・上値とも切り上げか切り下げで一致していて値幅が縮小している)かフラッグ(下値の切り上げと上値の切り下げの両方で値幅が縮小している)かの違いはありますが,レンジを抜けるだけの材料がなく相場に勢いがないことを意味します。上限は,週足の一目均衡の雲の上限は1.4182ドルにあり向こう3か月は同じですから,ここを明確に越えないことには更なる上昇は望めません。一方,下限は切り上げている流れですので,なんとか1.38ドル台にはとどまると考えます。よって,今週の上値は1.4160ドル程度と予測し,下値は1.3830ドル程度と予測します。

ドルスイスは,予想が1.0995フラン-1.0700フランで,実際は1.10199フラン-1.06305フラン(終値1.08110フラン)でした。上限はまずまずでしたが,下限は予想以上に下げました。値幅がそれなりありましたが,週の始値と終値がほとんど変わらないほどドルスイスのレートは膠着しています。1.08フラン台が相場にとって居心地がいいことと合わせ,上値を切り下げて下値を切り上げることが先週のレンジをさらに縮小する動きとして期待できます。それぞれ50PIPS程度狭めておきましょう。よって,今週の上値は1.0970フラン程度と予測し,下値は1.0700フラン程度と予測します。(つまり,先週の予想を下値は変わらず,上値もほとんど変化がありません。)
6月に入ってから相場が動かないため,システムトレードのブログのほうもシグナルが出なくなって来ています。7月2日のECB政策金利決定も1.0%のまま現状維持で粛々と行われ,同日の米6月失業率は9.6%越えが織り込まれています。もう欧米では夏休み相場になりますが,中銀ヲチで盛り上がるのにも限度がありそうですし,秋までこのままだと全く面白くない相場で困ったものです。



